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ポランニー・コレクション 経済と自由 文明の転換 ちくま学芸文庫
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ポランニー・コレクション 経済と自由 文明の転換 ちくま学芸文庫

カール・ポラーニ(著者), 福田邦夫(訳者), 池田昭光(訳者), 東風谷太一(訳者), 佐久間寛(訳者)

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ポランニー・コレクション 経済と自由 文明の転換 ちくま学芸文庫

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/07/10
JAN 9784480096661

ポランニー・コレクション 経済と自由

¥1,870

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2015/08/09

カール・ポランニーの多様な文章や講義録等を集めたアンソロジー。 経済人類学者としてのポランニーらしいテーマのものは、最初の方の幾つかであろう。後は哲学から政治まで、実に様々な論考が収められている。 いずれもほぼ20世紀前半に書かれたもので、中では理想論的「平和主義」を批判している...

カール・ポランニーの多様な文章や講義録等を集めたアンソロジー。 経済人類学者としてのポランニーらしいテーマのものは、最初の方の幾つかであろう。後は哲学から政治まで、実に様々な論考が収められている。 いずれもほぼ20世紀前半に書かれたもので、中では理想論的「平和主義」を批判しているところが気になった。もちろん戦争を肯定するわけではなく、「現実主義者」をも批判しているのだが、「戦争という制度」はなくならない、とポランニーは見ている。その分掌を2度読み返したが、どうも当時の時代状況が特殊で、ポランニー自身のスタンスが複雑である。どう解して良いかわからなかった。 ポランニーはシンプルに言うと「市場」資本主義の発展を批判し、人間の「自由」を求めようという考え方だ。自由を阻む点では、全体主義と結びつかざるをえない共産主義も徹底的に批判される。 そうした論旨はおおむね賛成できるが、どうも現在の世界の政治状況とは隔たった「古さ」があるため、政治に関する発言には物足りなさもないではなかった。

Posted by ブクログ

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