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海と月の迷路 講談社ノベルス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/10/01 |
| JAN | 9784062990578 |
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海と月の迷路
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商品レビュー
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炭鉱の島を舞台にした殺人事件を解決していく警察官を描いたミステリー。 島という閉鎖的な環境のなか、炭鉱を経営する会社、そこで働く人々がさまざまに絡み合いながら事件が少しずつ解きほぐされていく。 本としては長くて、やや回りくどい描写も多いのだけれど、舞台となった島の人々の生活のよう...
炭鉱の島を舞台にした殺人事件を解決していく警察官を描いたミステリー。 島という閉鎖的な環境のなか、炭鉱を経営する会社、そこで働く人々がさまざまに絡み合いながら事件が少しずつ解きほぐされていく。 本としては長くて、やや回りくどい描写も多いのだけれど、舞台となった島の人々の生活のようすが興味深く、閉鎖環境での事件という怖さも加わって、話としてもそこそこ面白く読めました。 島のモデルは長崎県の端島(いわゆる軍艦島)。 もっとも栄えた時期、狭い島に5000人が暮らし東京を超える人口密度を誇った頃の話なんだと思う。 実際にあった話ではないし、会社と労働者との関係も現実のものではない、と本の中で注釈はされているけれど、かなり取材して参考にして書いたんだろうな、というリアリティ。 フィクションではあるけれど、島で生活する様子がありありと想像できて興味深かった。 今はもう無人島となった端島を実際に訪れてみたいと思った。
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実際にある小さな島を舞台にした、殺人事件の話です。本に出て来る、狭い島にひしめく5千人の住人。それにリンクするように、内容もぎゅっと詰まってました。私までこの島の住人になって、主人公を見守ってる感覚に襲われました。長谷川や犯人がなぜこの島に来たのか。東京でのエピソードなど、番外編...
実際にある小さな島を舞台にした、殺人事件の話です。本に出て来る、狭い島にひしめく5千人の住人。それにリンクするように、内容もぎゅっと詰まってました。私までこの島の住人になって、主人公を見守ってる感覚に襲われました。長谷川や犯人がなぜこの島に来たのか。東京でのエピソードなど、番外編が読みたいです。
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新宿鮫シリーズでお馴染みの作者による軍艦島をモデルとした島を舞台にした単発作品。 炭鉱を経営する会社が支配する閉鎖的な島で起きた少女の事故死に疑いを持った新任の巡査孤軍奮闘を描く。一企業が実質的に支配する島、カーストのような職能による社会制度、プライバシーが確保できない村社会な...
新宿鮫シリーズでお馴染みの作者による軍艦島をモデルとした島を舞台にした単発作品。 炭鉱を経営する会社が支配する閉鎖的な島で起きた少女の事故死に疑いを持った新任の巡査孤軍奮闘を描く。一企業が実質的に支配する島、カーストのような職能による社会制度、プライバシーが確保できない村社会など、その外観から興味を惹かれている軍艦島って実際こんな感じだったのかも、と思わせられる作家の想像力に脱帽。 ハードカバーじゃなくてノベルスの形態での出版が多いからか軽い娯楽小説家と思われがちな作者だけど大した実力者だと改めて思った。
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