商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/09/18 |
| JAN | 9784062196888 |
- 書籍
- 児童書
天と地の方程式(2)
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天と地の方程式(2)
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
シリーズものの中でも、特に一話完結ではない連作形式で進行する物語のレビューは、前の巻を踏まえたネタばれとなってしまうことが多いため、書き方が難しいのだが、ここではライトノベルとも捉えられそうな、このシリーズが如何に細やかな作り込みをされているのか、それを書いていきたいと思います...
シリーズものの中でも、特に一話完結ではない連作形式で進行する物語のレビューは、前の巻を踏まえたネタばれとなってしまうことが多いため、書き方が難しいのだが、ここではライトノベルとも捉えられそうな、このシリーズが如何に細やかな作り込みをされているのか、それを書いていきたいと思います。 五十嵐大介さんの緊迫感漂う表紙の絵からも分かるように、前巻では危機に巻き込まれていながら、割と何とかなりそうな楽観的な雰囲気も漂っていた中、今回は主人公たちのやるべきことに多くの人の命がかかっていることや、最終巻に続く終わり方を知ることによって、これは遊びではない神同士の本気の戦いに巻き込まれてしまったことを、痛いほどに感じさせてくれる。 主人公のアレイに、Q、ヒカル、ハルコ等々、中学生を中心とした学園ものに加えて、天ツ神のカンナギとしてそれぞれに能力を与えられたことで生じる謎解き的要素が、見事に黄泉ツ神のカクレドから脱出するための『ほころび』を見つけることに繋がっている面白さには、富安陽子先生ならではの昔の日本人の生き方が垣間見えてくる『古事記』や『日本書紀』の要素が詰まっていて、このシリーズを読むことで、それらへの興味を促してくれたり、『雷とは神が鳴らすもの』といった言葉に込められた意味の深さや、鏡と太陽と二十四節気の繋がりによる壮大なロマンも感じられてと、今風の作品に昔の情緒深さが見事に溶け込んでいて、こうした趣を物語に醸し出すことができるのも富安先生ならでは。 それから、このシリーズの対象年齢であろう中学生に向けたおすすめポイントとして、アレイたちの年代ならではのくだけた雰囲気で繰り出される会話のやり取りの中にも感じさせる、繊細なキャラクター像があり、それは主人公のアレイ一人を取り上げてみても、『変化を嫌う』彼が戦う相手は、『出会う度に狡猾で且つ巧妙に変化している』ことであったり、彼が抱える見えない傷を癒すには『時間と忘却がいちばんの薬』なのに、彼の能力である『記憶力』がそれを邪魔している点に、このシリーズはアレイの成長する物語でもあることを実感させてくれること等、数え上げればきりがない。 更にそうした傷を他のキャラクターたちもそれぞれ心の中に抱えていることによって、彼らが共に支え合いながら再生を目指していく物語の流れは、彼らの過去や個性、家庭事情も加味することでより繊細さを増し、それはヒカルの触れてはいけない部分に対して、Qとハルコは冗談で和ませる中、共感性の高いアレイは言葉にできず一人で内に抱え込んで苦しんだりと、それは決して悪いことではないと思いつつも、本人がどう向き合うかの問題でもありそうな部分を感じさせる複雑な要素は、これまた他のキャラクターにもあってと、そんな多様な面を持った人物像を見事に描き分けている物語には、神同士の戦いという熱い展開の楽しさ以上に大切なものがあることを知っている、これまで多くのシリーズものを手がけてきた富安先生のこだわりが表れているのだと、私は思う。
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2巻も面白かった! 最初は全然仲良くなかったメンバーの距離が、少しずつ縮まっていく感じが心地よくてとてもよい。 一気にマブダチ!みたいな距離感になるわけでもなく、ちょっとずつ仲間らしくなっていくそのあたりのさじ加減がちょうど良くて、大変好みな感じでした〜◎ 今巻では夏至と冬...
2巻も面白かった! 最初は全然仲良くなかったメンバーの距離が、少しずつ縮まっていく感じが心地よくてとてもよい。 一気にマブダチ!みたいな距離感になるわけでもなく、ちょっとずつ仲間らしくなっていくそのあたりのさじ加減がちょうど良くて、大変好みな感じでした〜◎ 今巻では夏至と冬至の太陽の動きの話が物語とうまく関連づけられていたように、児童書らしく子供たちが授業でこれ習った!と感じられて、なおかつプラスαで知識が身につくような描写があるのもポイント高し。 まぁうちの娘はそのへんまるっと読み飛ばしたそうですけども…(ナンデヤネン) 黄泉ツ国の謎も少しずつ明らかになってきて、メンバーの最大のピンチ場面で以下次巻! 次が最終巻とのことですが、チーム・カンナギの戦いにどう決着がつくのかとても楽しみです。
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残り二人のカンナギが見つかる。 アレイたちも読者もゴールの見えない不気味な日常と非日常に緊張感が高まっていく。 ピコと1年生ズがタンポポの綿毛のようにかわいらしくて、そこは緊張が緩んだ。
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