ぱれーど 講談社の創作絵本

山村浩二(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2015/09/25
• JAN: 9784061332744

商品レビュー

2024/06/19

男の子が太鼓を叩くとみんな足が生えて歩き出してパレードがはじまる。
いろいろな動物やモノが歩き出す不思議な世界。
青色の細い線で細かく描かれている。

【ママ評価】★★★★★
独特で不思議な世界観。
母はけっこう好き。
小さな物がたくさん描かれているだけでも可愛いけれど、パレードをしている姿が更に可愛い。
パレードの愉快さを感じさせるようなカラフルで明るく楽しい色合いだけれど、優しい色合い。
こじんまりとしたパレードが目の前を動いている感じがする。
後から知ったけれど、作者はアニメーション作家の方。
主人公の男の子の顔が見たことある顔だと思ったけれど、どこかでこちらの作家さんのアニメを見たことがあるのかな。
絵本だけど動きを感じるような絵で、アニメーション作家さんであることに納得。
目の前で小さなたくさんの命が歩いているようだし、太鼓の音が聞こえてくるようだった。
構図もストーリーも完璧。
ショートムービーのようにまとめられている。
すごい。

【息子評価】★★★
最初は不思議そうに聞いていた。
なんかよくわからないけれど不思議ということだけでも感じとれればＯＫ。
ページが進むにつれて色々な物がどんどん登場するので、知っている物を見つけては声に出していた。
「しょくぱんあったね」「あ、べっど！(まくら)」「ばなな！ぴあの！」「たいこ、たたってる！(たたいてる！)」などなど。
こういった絵本を読むと、息子が何を知っていて何を知らないか、何に触れさせてあげられていないかがよくわかる。
2歳8ヶ月

2022/02/04

イラストの世界観が好き　「ぼくが　ぼくに　であったら　おなかいっぱい　むねいっぱい」というフレーズがいい

2019/01/12

2017年8月5日（土）公開の映画　「山村浩二 右目と左目でみる夢」　ユーロスペース
　アニメーション作家、山村浩二による短編オムニバス。
見に行く前に　山村浩二さんのアニメーションや絵本について知っておきたい。

山村浩二さんの絵本は始めてみます。　これは、かわいい！
いろんなものに足が生えて「ぼく」と一緒に歩きだす。
取ってつけたような足なんだけど、車輪で十分歩けそうな列車にも足が生えたのが面白い。
それと　アンバランスなクジラの小さな足。さぁ歩け歩け！

2017/08/11 　予約　8/18　借りて読み、一気に読み終わる。

ぱれーど (講談社の創作絵本)

内容と著者は

内容　：
とんとんとん、ぼくがたいこをたたいたら、恐竜もアルファベットもビルも、どんどんと進んでいくよ!
稀代のアニメーション作家らしい繊細でユーモラスな世界観が画面いっぱいに広がる、山村浩二初のオリジナル絵本。

著者　：　山村 浩二
1964年生まれ。東京造形大学卒業。東京藝術大学教授。
短編アニメーションを多彩な技法で制作。国内外の受賞は80を超える。
絵本に「おやおや、おやさい」など。