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C神父 ジョルジュ・バタイユ著作集第3巻
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C神父 ジョルジュ・バタイユ著作集第3巻

ジョルジュ・バタイユ(著者), 若林真(訳者)

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C神父 ジョルジュ・バタイユ著作集第3巻

2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房
発売年月日 1971/01/01
JAN 9784576000152

C神父

¥2,860

商品レビュー

5

5件のお客様レビュー

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2026/02/21

ロベールの不幸はね、自分の行為を自分で非難できなかったところにあるんだろうな。世間が悪と呼んでるようなことをしてる場合でも、善に向かう情熱にもひとしい情熱をもってやってたんだね。言うにいわれぬ弱さとみえるものも、ある場合には、異議のない道徳への嫌悪にすぎないんだろうな。

Posted by ブクログ

2025/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

バタイユさん、男兄弟のどえらい感情も書けるんですか……。 思想家バタイユの小説です。 「刊行者」がシャルル・Cとその双子のロベールと知り合い、紆余曲折あってシャルルからある原稿を受け取る。 その内容が、本編「シャルル・Cの物語」である、という作中作スタイルです。 神父であるロベールに対し憎しみと愛情の混ざった複雑な感情を抱く、遊び人のシャルル。 そしてロベールとは疎遠に、シャルルとは肉体関係を持つ、かつて彼らが思いを寄せていた破天荒な女性エポニーヌ。 メインである三名の、感情の重さと方向がどれもとても、良いです。 まず、シャルルとロベールは振る舞い以外はそっくり、お互いに「もう一人の自分」くらいに思っている。 シャルル(視点主)はその行動のほとんどにロベールの存在を念頭に置いており、作中一貫してその言動に感情を揺さぶられている。 エポニーヌは多くの男性と関係を持つけれど、唯一自分から求めているのはロベールただ一人。 ロベールは神父として清廉潔白な身を貫こうとしているけれど、その心境は……。 ロベールが魔性枠だ、と思いました。 本人の人生もめちゃくちゃですが、周りの感情もめっちゃくちゃ。 最後にロベールが色々活動的になるんですがもう本当にみんなの心境がめっちゃくちゃ。 なんか逮捕されてるし、そしてよく考えたら凄いみんな死んでるし。 そしてエピローグが終わったら手記などが続き。 ここで、置いていかれました。 「刊行者」の話に戻った時の内容を見るに、この「わからない」感が正しいんじゃないかなと思います。 哲学的視点で見ると神父であるロベールの言動・選択が「神の死」を示唆しており、常識や信念や過去が瓦解していく様を表している、と思えます。 また、同作者の『太陽肛門』で書かれた「パロディ」の思想と、立場の違う双子のモチーフは重なる部分があるように感じます。冒頭に二人がよく似ている様を「滑稽」と表現しているし。 ただ全体的にバタイユさん特有の独特な癖があって途中振り落とされそうになります。 複数回読んだら更に見えてきそう。 何度読んでもわからない部分も、ありそう。 ■最後に 双子間のでっかい感情を無限に浴びるのには、とても、最適。

Posted by ブクログ

2013/09/23

テーマは、ここでもバタイユらしく聖性と性。ただし、この作品では自己のアイデンティティも問われている。ロベールとシャルルを双子に設定したことは、互いに鏡像を提示することによって、自己の内面を見るということなのだろう。

Posted by ブクログ

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