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海の見える街 講談社文庫
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海の見える街 講談社文庫

畑野智美(著者)

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海の見える街 講談社文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/14
JAN 9784062932103

海の見える街

¥858

商品レビュー

3.6

126件のお客様レビュー

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2026/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◎松田さんと春香ちゃんの連続する2人の視点の中で館長への視え方がまったく違うところが好き。 個人的には松田さんの方が館長との歴は長いけど、人への注意力、機微的なところは春香ちゃんの方が優れてそうやから館長さんは"意外と頼れる人やけど、普段は表に出さないタイプ"な気がした! ((人それぞれの感じ方があるから、一概には言えへんけど、館長視点での物語も気になるところ。

Posted by ブクログ

2026/01/27

御都合主義的恋愛小説、 そう言って片付けるのは簡単だが、 そう言って片付けるにはあまりにもったいない。 ストーリーは王道の恋愛小説とも言えるが、 そこには入り混ざる人間関係や巧みな描写がある。 図書館員として働く2人の女性と1人の男性、 また児童館で働く1人の男性が繰り広...

御都合主義的恋愛小説、 そう言って片付けるのは簡単だが、 そう言って片付けるにはあまりにもったいない。 ストーリーは王道の恋愛小説とも言えるが、 そこには入り混ざる人間関係や巧みな描写がある。 図書館員として働く2人の女性と1人の男性、 また児童館で働く1人の男性が繰り広げる友情と恋愛の物語。 皆が皆、それぞれのトラウマやコンプレックスを抱え、時にそんなコンプレックスを周りが救ってくれる。辛さに対する救済がきちんと用意されている、そんな小説だ。 当作は4章に渡り、それぞれの目線から描き出される形式を取り、この点も比較的王道なスタイルでもあるが、そこにはある種の丁寧さと同時に我々への想像のための余白が用意されている。 この作品では大きな一本の流れが背景に流れている。 小さな渓流を追うことで我々読者はその全体像を掴むことを求められるが、大きな流れを説明してくれることはない。序盤では"松田さん"がそれを担っていた節があったが、それも明確に薄れていく。 ここにこの作品の余白を生み出す丁寧な配慮がある。 それぞれの恋の思惑には疑問を残した点も多くある。例えば、“本田さん"や“日野さん"について、主観で描き出される視点と客観で描き出される視点の中で大きな潮流において、彼ら自身に少しずつ変化がもたされ始めたことを説明する描写はない。 一方で恋のもどかしさや相手の心情を分かりたいのに分かれないという人間関係のパラドックスの最たるものをあえて描き出すことで私たちを物語へ没入させてしまう魅惑そのものとも言える。 本田さんと春香ちゃんが結ばれたと言うことは、 本作品の与えたひとつの答えであり、だからこそまたこの物語を楽しめる、そんな答え合わせを与えてくれることも、洒落が効いている。 さて、誰かにとっての光が誰かにとっての闇という視点はこの作品を読んだ多くの人が感じる点だろう。 その中で見つめるべきは、“和泉さん"と言う存在だろう。 和泉さんは登場する4人だけでなく、 多くの人々から慕われている、とされている。 4人それぞれにとっても“特別な存在"である。 作品全体に少し雲がかかっても、どんよりと停滞しないその要因は、和泉さんのような光にある。 太陽のような光があってこそ、闇や影が生まれるものだ。 そんなバランスを和泉さんはある種嫉妬や羨望、 同時に尊敬や配慮などにより、1人で担ったのだ。 そんな和泉さんのような人は私にもあなたの周りにもいるだろうし、思い浮かべるだろう。 そんな和泉さんのような人は眩い光も与えれば、 漆黒のような影ももたらす。 ただひとつ、彼女は1人で何かを担っていたはずで、 4人はそれぞれが補い合い、機能し始めたのだ。 もちろんそこに優劣などあろうはずがない。 だから誰にも憧れなくていい、 そしてまた御都合主義でもいい。 相違点を見つける楽しさを与えてくれる、 そしてなんでも楽しめる、素敵な恋愛小説だ。

Posted by ブクログ

2025/12/15

春香が来ることで良くも悪くもみんな変わっていく。嫌いだったのに気づいたらみんなに好かれてて、ほっとけない存在。ハッピーエンドになってよかったけど、中学生好きの松田くんはどうなったんだ。あの子とどうなったんだ!気になってしかたないよ。

Posted by ブクログ