商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 英治出版 |
| 発売年月日 | 2015/08/01 |
| JAN | 9784862762085 |
- 書籍
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異文化理解力
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商品レビュー
4.5
128件のお客様レビュー
自分では想像もつかなかったような考え方とか価値観の違いっていっぱいあるんだなぁと、そのベースになってる文化の違いとかが多く紹介されている。しかも、コミュニケーションがハイコンテクストかローコンテクストか、という1つの程度感としてだけではなく、その他の項目の程度感の組み合わせによる...
自分では想像もつかなかったような考え方とか価値観の違いっていっぱいあるんだなぁと、そのベースになってる文化の違いとかが多く紹介されている。しかも、コミュニケーションがハイコンテクストかローコンテクストか、という1つの程度感としてだけではなく、その他の項目の程度感の組み合わせによる違いとして紹介されていて、いくつかの項目では共通していても他の項目での違いによりすれ違いうることが示されている。主には国別での傾向として提示されているが、これは国・文化の違いだけではなく、広くは同じバックグラウンドでも個々人の価値観の違いなどによるすれ違いにもあてはまるのでは、と思えるものだった。自分の偏りだけでなく、周囲でこういうこともあり得るのだと思っていようと思った。
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これまで20年以上グローバル企業で仕事をしてきて、英語で接する人たちとはみんなざっくばらんに、フラットにコミュニケーションすればいい、フィードバックも率直にすればいい、くらいに考えていた。日本人相手のメールでも「いつもお世話になっております」は使わず、「山田さん、」から始まる英語...
これまで20年以上グローバル企業で仕事をしてきて、英語で接する人たちとはみんなざっくばらんに、フラットにコミュニケーションすればいい、フィードバックも率直にすればいい、くらいに考えていた。日本人相手のメールでも「いつもお世話になっております」は使わず、「山田さん、」から始まる英語のメールをそのまま日本語にしたような書き方をしてきた。でもこの本を読んで、相手のコミュニケーションスタイルに合わせた方が信頼を得やすい、という話を読んで少し反省した。 この本で一番面白かったのは、「全ては相対的である」という考え方。アメリカ人は率直、日本人は遠回し、みたいな単純な話ではなく、自分の文化と比べて相手の文化はどちら側に位置するのか、という見方をする。我々日本人から見ればどちらも率直に見えるアメリカ人とイギリス人ですら、お互いを見ると全然違う。この視点はとても面白かった。文化だけじゃなくて、人間そのものも結局は相対的なんだよな。自分が普通だと思っている位置も、相手から見れば全然違う場所にある。 もう一つ忘れちゃいけないと思ったのは、この本で言っていることは「ああ、アジア人はそれよくやるよね」みたいなステレオタイプやマイクロアグレッションとは別物だということ。文化を絶対的に分類してるんじゃなくて、あくまで相対的に見ている。そこを混同すると、著者の言いたいこととは全然違う話になってしまうんだろうなと思った。 カルチャーマップという考え方も秀逸だった。コミュニケーションはローコンテキストかハイコンテキストか、評価は直接的か間接的か、説得は原理優先か応用優先か、リードは平等主義か階層主義か、決断は合意志向かトップダウンか、信頼はタスクベースか関係ベースか、見解の相違は対立型か対立回避型か、スケジューリングは直線的な時間か柔軟な時間か。それぞれについて自分の文化と相手の文化がどこに位置するのかを考えることで、接し方が見えてくるというのはとても良かった。 中でもタスクベースと関係ベースの信頼を桃とココナッツで例える話は印象的だったし、直線的な時間と柔軟な時間という文化の違いも面白くて、参考文献まで買ってしまった。 こういう本ってステレオタイプで終わりがちなんだけど、この本はかなりの量のデータや文化的背景も示していて説得力がある。同じ英語で、同じ会社で働いていても、それぞれ文化が違うということを知っているだけで、今後のコミュニケーションは変わると思う。劇的に何かが解決するわけじゃない。でも知っているだけで見え方はかなり変わる一冊だった。
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重要なのはどっちタイプの国か、でなく自分の国と比べてどっちよりか。 例えばローコンテクストかハイコンテクストな文化かで、同じくローコンテクスト派だとしてもその中でも度合いに違いがある
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