商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2015/08/01 |
| JAN | 9784150701529 |
- 書籍
- 文庫
九尾の猫 新訳版
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九尾の猫 新訳版
¥1,925
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商品レビュー
3.8
32件のお客様レビュー
都市を恐怖に陥れた連続絞殺事件を描いた本作は、エラリーとその父クイーン警視の知的なやりとりが魅力です。ニューヨークを舞台に、手がかりも目撃者もない中で展開される緊迫した捜査が、読者を引き込みます。過去の呪縛に苦しみながらも、エラリーは周囲の期待に応え、犯人と対峙する姿が印象的です。特に、サイコキラーという新たな視点を取り入れたトリックや、事件解決のために精神科医を巻き込む多角的なアプローチは、当時のミステリーとして新鮮な試みと言えるでしょう。登場人物たちの恋愛模様や、エラリーの理論が絡む中で、読者は緊張感とともに独特の雰囲気を楽しむことができます。全体として、古典的なミステリーの枠を超えた新たな魅力が詰まった作品です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
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ヴァン・ホーン事件の後探偵業から身を引いていたエラリイのもとに、NYを恐怖に至らしめている連続殺人者〈猫〉の調査依頼が到来した。 結構病みモードだからなかなか引き受けないだろと思ったら意外にすぐ乗り気になるエラリイ。君のそういうところが好きだ。 さて、一見共通点が全く見えない被害者たち。年齢、性別、犯行の間の期間など、特にパターンは見えない。だが、年齢が下がっていっていること、女性が多い割には既婚率が低いところなど、かなり薄い手がかりから犯人を見つけていくのはとても面白く、一気読み必須だった。 星5のポイントとなったのは、セリグマンと会話するシーン。わざわざウィーンまで飛び、真犯人が誰かを心理的な観点を踏まえて解説していくエラリイ。こいつまた専門外のことをと思いつつ、動機の面を掘り下げていくのは彼らしい。まだ間に合うと父に電話をするが、その頃にはもう手遅れだった。また失敗したと嘆くエラリイにセリグマンは、「神は唯一にして、他に神なし」という言葉を送る。 この一言に尽きる。自分の動き一つで人の生死を分けられると考えているのは、傲慢ではないか。まぁ十日間の不思議のラストはちょっと手を下しすぎ感あるけど、エラリイがなにをしていようとみんな同じ未来を歩んでいたかもしれない。そこは思い上がるなよって釘を刺すところがよかった。
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エラリークイーンものの中では傑作と言われている作品のひとつですね。新ジャンルを生み出した意味でも興味深いです。 ニューヨーク中を恐怖に陥れた連続絞殺魔〈猫〉事件。5人の犠牲者が出ているが、手がかりも目撃者もいない。ただ死体とその首に残されたタッサーシルクの紐があるだけだった。過...
エラリークイーンものの中では傑作と言われている作品のひとつですね。新ジャンルを生み出した意味でも興味深いです。 ニューヨーク中を恐怖に陥れた連続絞殺魔〈猫〉事件。5人の犠牲者が出ているが、手がかりも目撃者もいない。ただ死体とその首に残されたタッサーシルクの紐があるだけだった。過去の事件で一度は引退を決意したエラリーだが周囲に懇願されて犯人と対峙する。そして捜査陣に精神科医も加わり多角的に操作は進む。しかし殺人はその後も続き被害者は9人にまで及ぶ。 エラリーは作中で複数殺人のABC理論というのを持ち出します。犯人がDを殺したい時に捜査を混乱させるためにABCという3人の無関係な人を先に殺して撹乱するという理論です。これは敢えて名前を出しませんがライバル作家の有名なトリックで「九尾の猫」が発表される13年前に出版された傑作ミステリのネタですが。今回の事件もその手か?と思わせておいて、この話は当時では前例のない新しい手を考えてます。 それはサイコキラーものなのです。とはいえ当時のクイーンはフェアに拘ってますから、数少ない登場人物の中から犯人を見つけ出すわけです。連続殺人を繋ぐものは何か。本の扉にある〈登場人物〉は読書中は見ない方が良いです。犯人候補が恐ろしく縛られるので途中で犯人の見当はつくのですが、可能なのか⁈という思いはあるもののそこはエラリー・クイーンですから、細かいことは置いといて、なわけです。 被害者の弟マッケルと、別の被害者の妹セレストの2人が恋に堕ちていちゃいちゃするのも、読んでてイライラさせますが、ご愛嬌ですね。
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前半は動きが少なく、読み進めるのが遅くなってしまった。 エピローグかと思いきやどんでん返しがあり見事にだまされてしまった。 どんでん返しの途中からなんとなく犯人は見えていたが、犯人の動機を思うと切なかった。
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