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花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(前篇) 河出文庫
913円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2015/08/06 |
| JAN | 9784309413914 |
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花咲く乙女たちのキンピラゴボウ(前篇)
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
世間で言われているほどは魅力的な本だとは思わなかったが、それは恐らく私が考えていることがあまり好きでない文体で書かれていたからでしょう。 2つのテンテンに水分の含みを見る倉多江美論や家族の崩壊と空虚な世界像把握とを結びつけた萩尾望都論などは面白かったが、後半は息切れしてしまった。
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そこまで書かなくちゃいけないのか? と思いつつ読了。マンガの見方、作家とマンガの関係、表現について知れてよかった
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著者の少女マンガ批評です。前篇では、倉多江美、萩尾望都、大矢ちきと猫十字社、山岸凉子がとりあげられています。 わたくし自身が多少その作品に親しんでいるのは萩尾と山岸ですが、この両者にかんしては、著者の文章のなかではかなり正統な批評のスタイルで書かれています。本書が著者のはじめて...
著者の少女マンガ批評です。前篇では、倉多江美、萩尾望都、大矢ちきと猫十字社、山岸凉子がとりあげられています。 わたくし自身が多少その作品に親しんでいるのは萩尾と山岸ですが、この両者にかんしては、著者の文章のなかではかなり正統な批評のスタイルで書かれています。本書が著者のはじめての評論作品ということもあり、また両者の作品の文学性に真正面から向きあおうとした結果なのかもしれませんが、もうすこし後年の著者であれば、またちがったスタイルがえらばれていたのではないかという気がします。 とくに山岸凉子論では、「性」という問題をかかえ込んでしまった「少女」の運命を、河合隼雄の児童文学論にも見られるような上空飛行的な視点から論じているところに、多少違和感をおぼえます。もっとも、河合があくまでユング的な魂の成長というテーマに議論を回収していくのに対して、著者は「少女」たちが世界へと解放されていく方向性を見いだそうと努めている点に、ちがいがあるということは可能でしょう。大塚英志らによる後年の「24年組」論でくり返し論じられるテーマをいち早く掘り起こしたものとして、著者の先駆性は認められるべきだと思います。 倉多作品にかんしては、そのなかで用いられている「点」に注目するところから、その作品世界全体についての批評をみちびきだしてくるなど、著者らしいユニークな着眼点が示されています。
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