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白洲次郎という生き方 「ブレない男」の華麗なる交渉術と人生哲学 別冊宝島2376
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2015/08/06 |
JAN | 9784800242945 |
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白洲次郎という生き方
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白洲次郎という生き方 叔父の勧めで読んだ。名前は聞いたことがあるけれど、何をやった人かは良く知らなかったが、この本を機会に知ることが出来た。やったこととい言えば戦後日本を支え、吉田茂と共に日本の復興の礎を築いた人間である。特に通商省設立など、日本が外貨を稼ぐために経済の仕組みを...
白洲次郎という生き方 叔父の勧めで読んだ。名前は聞いたことがあるけれど、何をやった人かは良く知らなかったが、この本を機会に知ることが出来た。やったこととい言えば戦後日本を支え、吉田茂と共に日本の復興の礎を築いた人間である。特に通商省設立など、日本が外貨を稼ぐために経済の仕組みを作ったり、東北電力初代社長など多くの役を歴任した。しかし、彼がすごいのはその生きざまであり、日和見的な人間の多い日本人の中で頑として自己のイズムを曲げない、それでいて大きな交渉事は絶対に勝つ。そんな快刀乱麻を断つような彼に生きざまに人々は畏敬の念を抱くのだろう。戦前の日本から英国に留学し、海外の人と対等に渡り歩く能力を蓄え、戦中は先を見通す力が大きかったあまり日本の敗戦を覚悟しカントリージェントルマンとして疎開。戦後は声がかかるや否や自分の力を振り絞り日本の復興に身をささげる。こんなカッコよい人間がいるだろうか。彼の言葉で印象的なのは「役得ではなく役損」である。人の上に立つことに甘んじ、自らの得を得ようとしてしまうことは、実際に人として少なくない。その中で、人の上に立つことの責任の重さ、だからこそ自分個人にとっては損でもやらなければいけないことをやることの必要性。これは絶対に今後肝に銘じていきたい。
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