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ネオ・チャイナ 富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望
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ネオ・チャイナ 富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望

エヴァン・オズノス(著者), 笠井亮平(訳者)

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ネオ・チャイナ 富、真実、心のよりどころを求める13億人の野望

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784560084519

ネオ・チャイナ

¥2,860

商品レビュー

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2018/12/20

NEWYORKER のライターとして八年、中国に駐在した著者による、同時代中国のレポート。 取材先の人物が圧倒的に多く、立場も様々。劉暁波・艾未未ら国際的にも著名な反体制派から、市井の路上清掃員まで。それぞれの立場から語られる「中国の夢」の実像、その洪水のようなエピソードの数々...

NEWYORKER のライターとして八年、中国に駐在した著者による、同時代中国のレポート。 取材先の人物が圧倒的に多く、立場も様々。劉暁波・艾未未ら国際的にも著名な反体制派から、市井の路上清掃員まで。それぞれの立場から語られる「中国の夢」の実像、その洪水のようなエピソードの数々が、マジックリアリズムの小説を読んでいるのではないか、という錯覚をもたらす。 根本に、一党独裁社会に対する不審があるのは見えるが、本書の視点は、著者自身が専制社会をどう思うのかではなく、中国人たちがどう感じているのか、どう将来を展望しているか、にある。非常に良質なドキュメンタリーとして、記憶にとどめたい。

Posted by ブクログ

2017/06/02

アメリカ人のジャーナリストによる中国レポートであり、「情熱」と「独裁主義」という二つの勢力が衝突するさま(16ページ)が三部構成で描かれている。 本書の内容は、著者が特派員として過ごした8年間の取材からなるものだ。インタビューの相手は様々で、立場や信条なども違うけれど、一党独裁...

アメリカ人のジャーナリストによる中国レポートであり、「情熱」と「独裁主義」という二つの勢力が衝突するさま(16ページ)が三部構成で描かれている。 本書の内容は、著者が特派員として過ごした8年間の取材からなるものだ。インタビューの相手は様々で、立場や信条なども違うけれど、一党独裁の国ならではの困難に翻弄されている様子が見てとれる。その一方で、どのエピソードからも中国に対する著者の愛情が伝わってくる。 外国の生活を描いた本を読むと、その国に行ってみたいという気持ちが湧き上がることが多い。でも本書を読んでもその気持ちにはならなかった。それはやはり、思ったことを口に出せない国は怖いな、という感想による。さすがに住めないな、という気持ちだ。にもかかわらず、その国が世界でもっとも多くの国民を擁していることに、改めて驚いた。

Posted by ブクログ

2016/06/04

著者は北京駐在時代に『The New Yorker』誌で「Letter from China」というコラムを連載していたエヴァン・オズノス。 著者が中国で暮らし、取材し、接触した多くの人たちの言葉・行動を元に、今の中国社会事情を描き出している。描かれるのは超有名人から彼の住む近...

著者は北京駐在時代に『The New Yorker』誌で「Letter from China」というコラムを連載していたエヴァン・オズノス。 著者が中国で暮らし、取材し、接触した多くの人たちの言葉・行動を元に、今の中国社会事情を描き出している。描かれるのは超有名人から彼の住む近所の人までさまざま。 第2部真実では中国共産党がまさにオーウェル「1984年」のオセアニア政府を地で行く情報操作ぶりに恐怖する。

Posted by ブクログ

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