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連鶴
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連鶴

梶よう子(著者)

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連鶴

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784396634711

商品レビュー

2.9

8件のお客様レビュー

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2016/11/29

これまで読んだ著者の作品は、朝顔同心やら御薬園同心やら、一見うだつの上がらぬのん気者なれども、その実は心温かい主人公が魅力の癒し系だった。今回はいきなり近江屋で龍馬が暗殺されるシーンに始まり、幕末の新政府軍と抗戦か恭順かで揺れる桑名藩士の殺伐とした物語だ。それでも、著者が描けば主...

これまで読んだ著者の作品は、朝顔同心やら御薬園同心やら、一見うだつの上がらぬのん気者なれども、その実は心温かい主人公が魅力の癒し系だった。今回はいきなり近江屋で龍馬が暗殺されるシーンに始まり、幕末の新政府軍と抗戦か恭順かで揺れる桑名藩士の殺伐とした物語だ。それでも、著者が描けば主人公の丈太郎とて強い信念を抱きながらもあまりに心優しい。冷血な悪役と思われる輩どもとて、最後には血を通わせるのが梶流だ。さすれば、こういう舞台設定は著者の作風としては合わないかな。ネットで調べると、酒井孫八郎はここで描かれた後の波乱の人生が興味深い。それと、連鶴の実物を見たい。

Posted by ブクログ

2016/11/20

幕末の桑名藩士が主人公。激動の時代。一枚の紙から何羽もの鶴を折る、桑名の連鶴を随所に当時させているが、それって必要だったのかな。大事な時に突然鶴を折り始められたら、この人大丈夫か、と思ってしまいそう。

Posted by ブクログ

2016/11/16

幕末の桑名藩.藩を思う兄弟の想いと連鶴に込められた祈り.坂本龍馬に象徴される純粋に国を思う人々の,立ち位置の違いによって起こる戦の虚しさが心に響く.

Posted by ブクログ

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