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ワンダー
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ほるぷ出版 |
| 発売年月日 | 2015/07/01 |
| JAN | 9784593534951 |
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ワンダー
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商品レビュー
4.4
260件のお客様レビュー
以前から読んでみたいと思っていた本で、ようやく読むことが出来たのが嬉しい。 分類的には児童文学になるのかな、多分。 障碍といっても、その内容については色々だ。過日読んだ『目で見ることばで話させて』など、ろうあ者のそれと、この本書のそれは大分違う。本当に、それぞれに違うとしか...
以前から読んでみたいと思っていた本で、ようやく読むことが出来たのが嬉しい。 分類的には児童文学になるのかな、多分。 障碍といっても、その内容については色々だ。過日読んだ『目で見ることばで話させて』など、ろうあ者のそれと、この本書のそれは大分違う。本当に、それぞれに違うとしかいいようがない。 この物語の主人公は、いろいろな疾患が重なって相貌に異常が生じている少年だ。あくまで障碍といえるのは相貌だけの話で、肢体に問題はなく、感性も知性もなんなら平均よりも上の子どもである。見た目意外はふつうの男の子なのだが、それゆえに色々な苦労を背負っている。 物語は、主人公だけの視点ではなく、彼の周囲にいる人々のそれで展開していく。主人公の身の上にふりかかる理不尽が、タイミングの悪さや、他者が抱えている問題によるすれ違いで拡大していく様子は、本当に読んでいて胸が痛い。本当の意味での悪人はいなくて、本書に出てくるいじめっ子も本当は社会背景にある偏見や、同調圧力によって抑圧されているがゆえではないかと予感させる。 さりとて、すべてをお花畑的に表現しているわけではなく、どうしようもない理不尽、理由のない悪意などもきちんと描かれている。続編があるらしいので、機会があればぜひ読みたい。
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「優しさとは?」最終的にこの本の核となる部分ですが、それを理解して実践できて伝えることができますか?とこれを読んでいる大人が問いかけられているのかも。 子供ならではの、外見に対する悪意なき嫌がらせや素直になれず馬鹿な行動をしてしまうことは無くなることがないと思いますが、それに対し...
「優しさとは?」最終的にこの本の核となる部分ですが、それを理解して実践できて伝えることができますか?とこれを読んでいる大人が問いかけられているのかも。 子供ならではの、外見に対する悪意なき嫌がらせや素直になれず馬鹿な行動をしてしまうことは無くなることがないと思いますが、それに対してどう感じてどう考えてどう振る舞う大人に育つかは周りの大人次第なのかと。もちろんのこと親の言動を見て子供は育つんですよね。 登場人物が個性的でそれぞれの視点がそれぞれ印象的で、もがきながらも優しくあろうとしている愛に溢れた物語です!
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まず感じたのは「人間らしさ」がとても丁寧に描かれている作品だということだった。主人公オギーが容姿を理由に辛い経験をしてきたことだけでなく、その周囲の人たちの視点が描かれていることで、それぞれの立場の葛藤や想いが伝わってきた。 特に印象に残ったのは、姉のヴィアの存在である。オギーを...
まず感じたのは「人間らしさ」がとても丁寧に描かれている作品だということだった。主人公オギーが容姿を理由に辛い経験をしてきたことだけでなく、その周囲の人たちの視点が描かれていることで、それぞれの立場の葛藤や想いが伝わってきた。 特に印象に残ったのは、姉のヴィアの存在である。オギーを心から愛している一方で、「家族の一番にはなれない」という寂しさや、自分の状況を周囲に知られたくないという気持ちを抱えている。そのような矛盾した感情を持ちながらも、弟を大切に思い続けている姿がとても人間らしく、共感した。 また、ジャックの行動も強く印象に残った。本当はオギーのことが好きで大切に思っているのに、周囲の空気や力の強い人に流されてしまうところは、誰にでも起こりうる弱さだと感じた。そのため、単純に善悪で判断できず、読んでいて考えさせられた。 オギー自身も、常に強いわけではなく、自信をなくすこともある。それでも少しずつ前を向き、自分を信じようとする姿や、そんなオギーを家族が変わらず信じ続けているところが心に残った。 そして、「自分が思っているよりも多く親切にするべきだ」という言葉が特に印象に残った。ただ優しくあるだけでなく、一歩踏み込んで行動することの大切さを教えてくれる言葉だと思う。 この作品を通して、人は誰でも弱さや迷いを持っているが、その中でどう行動するかが大切なのだと感じた。
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