- 新品
- 書籍
- 書籍
友だち殺し 論創海外ミステリ149
2,420円
獲得ポイント22P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784846014377 |
- 書籍
- 書籍
友だち殺し
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
友だち殺し
¥2,420
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
アメリカの作家ラング・ルイス、1942年発表の小説(邦訳は2015年)。著者のデビュー作。大学医学部を舞台にしたミステリー作品。前半は少々退屈、終盤は読ませます。胸に沁みる結末も良いです。 24歳の女性ケイトが大学医学部の学部長秘書に採用される所から物語は始まります。ブロンド美...
アメリカの作家ラング・ルイス、1942年発表の小説(邦訳は2015年)。著者のデビュー作。大学医学部を舞台にしたミステリー作品。前半は少々退屈、終盤は読ませます。胸に沁みる結末も良いです。 24歳の女性ケイトが大学医学部の学部長秘書に採用される所から物語は始まります。ブロンド美人だったという前任の秘書は突然出奔したとのことで、何やらもやもやした空気が周囲には満ちています。やがて彼女の死体が発見され毒殺されたようだとのことになり・・・。 主にケイトと刑事タック、二人の視点で語られる物語。秘書は何故出奔し何故殺されたのか、犯人は彼女と親しかった医学部の友人仲間の中にいるのか・・・。キャラクターも良いし丁寧に語られる物語も良いのですが、少々退屈。 医学部ということで解剖用の死体やら人体標本やらグロテスクな描写が少しあり、何だかその部分だけ読者うけを狙ったもののように思われてちょっと嫌な感じがします。死体発見の経緯も偶然にしては出来過ぎ。 結末は良いです。犯人は、いるとしたらこの人物以外有り得ないだろうと思っていた人物で意外性は無いのだけれど、70年以上前に書かれたという時代を感じさせない現代的な問題性を孕んだ作品。
Posted by