商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房 |
発売年月日 | 2015/06/25 |
JAN | 9784751527566 |
- 書籍
- 児童書
神々と戦士たち(Ⅰ)
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神々と戦士たち(Ⅰ)
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
今から3500年くらい前の青銅器時代のギリシアを舞台にしたファンタジー。 よそ者として集落の外でヤギを飼っていた少年ヒュラスは、ある日青銅の鎧を見にまとい灰を顔に塗った男たちに襲われる。命からがら逃げたヒュラスはひょんなことから青銅の短剣を手にすることになるのだった。その短剣に秘...
今から3500年くらい前の青銅器時代のギリシアを舞台にしたファンタジー。 よそ者として集落の外でヤギを飼っていた少年ヒュラスは、ある日青銅の鎧を見にまとい灰を顔に塗った男たちに襲われる。命からがら逃げたヒュラスはひょんなことから青銅の短剣を手にすることになるのだった。その短剣に秘められた運命も知らずに。 作者ミシェル・ペイヴァーの前作『クロニクル千古の闇』でもそうでしたが、ファンタジーとしての要素はあるものの、その時代に生きる人たちが見ている世界そのものなのではないかと思わされるのです。 その時代の人々が持つ自然に対する畏怖、それを元にした神への敬虔な想い。それらが現代の我々から見るとファンタジーとして映るのではないか。そのように思わされるのです。生きる人々の衣食住や宗教心や自然に対する気持ちが克明に描写されているからこそ、ごく自然とファンタジー要素もそのようなものだと読むことができるのです。 何故追われるのかもわからず逃げるヒュラス。辿り着いた島で出会う大巫女の娘ピラとの奇妙な関係。助けてくれて心を通じ合わせるイルカのスピリット。追いかけて来た灰色の男たちの中にいた親友。様々な想いに巻き込まれながら、ヒュラスは生きるために前に進む。
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よそ者として蔑まれながら、ヤギ飼いをし山に住む少年・ヒュラス。 ある日、妹のイシとヤギ飼いの仕事をしていると、カラス族という黒ずくめの戦士たちに襲われる。 ヒュラスは傷を負いながらも逃げおおせたが
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- ネタバレ
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正直、絵に惹かれて読んだ。 神々とは言うけど、実際には人の話。 みに見えないもの、人間の力の及ばないものを神として崇めて生きている人々。 少年が、カラス族に追われながら、様々な人と出会う。 青銅の短剣は取られてしまった。今後、それを取り戻すことと、妹探しに出るのかな。 勇気を出してここぞと言う時のフュラスのかっこよさ。弱さの中のかっこよさに心惹かれた。 イルカもかわいい。文明が開かれていない時代。開かれてないけど、人はみな日々考え悩んで苦しんで生きていたんだな。世界観もナイス!次も読もう。
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