商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社クリエイティブ |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784420310710 |
- 書籍
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昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか
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昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
大仰な書名の割には、ほとんどが「感想文」で「分析」になっていない。創作物がその時代の社会状況を反映しているのは当たり前で、単にその反映の事実を指摘するだけならば誰でもできる。問題はそれが作り手の思考や制作プロセスに即して、どのような回路・経路で形成されたか、さらにそうして作られ...
大仰な書名の割には、ほとんどが「感想文」で「分析」になっていない。創作物がその時代の社会状況を反映しているのは当たり前で、単にその反映の事実を指摘するだけならば誰でもできる。問題はそれが作り手の思考や制作プロセスに即して、どのような回路・経路で形成されたか、さらにそうして作られた作品が観る者にどう跳ね返ったのかを明らかにしなければ、とても「論」とは言えない。俗流日本文化論的な枠組も疑問。格別の特撮ファンでない者でも知っているような(「ウィキペディア」レベルの)エピソードの羅列で、これならばむしろ作品紹介のガイドブックに徹した方が良かったのではないだろうか。第11章の「スーツアクターの矜持」だけは、一般に軽視されている問題をクローズアップした点で意義がある。
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【由来】 ・GoogleAlertの特撮で 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で見つけて面白そうだったので読んでみた本。私が求めていたものとはちょっと違った。作品紹介が大部分を占めていて、各時代との関連の分析まではあまり踏み込めていない印象。 例えば、悪のヒーローの項目で、“時代の何が「悪のヒーロー」を求めるのか”という題に対して“答えはまだ見えない”と述べていて、いやいやそこに対しての著者の意見が知りたいんだよ!とモヤモヤされられるような場面が多々ある。 ただ、ヒーロー作品の総まとめとしては面白いと思うので、この書籍を土台として今後より分析が進んでいくことを期待したい。
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