商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784062195119 |
- 書籍
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その愛の程度
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その愛の程度
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
「暗転の七月」 助けてくれたのは。 突然の出来事で気が動転していたとしても、一番に駆けつけて欲しかったのは父親だったろうな。 「退転の八月」 一度離れて暮らす。 ここまで徹底されてしまうと対処しきれないが、距離を置くことによって何か変わるのだろうか。 「横転の九月」 決まって...
「暗転の七月」 助けてくれたのは。 突然の出来事で気が動転していたとしても、一番に駆けつけて欲しかったのは父親だったろうな。 「退転の八月」 一度離れて暮らす。 ここまで徹底されてしまうと対処しきれないが、距離を置くことによって何か変わるのだろうか。 「横転の九月」 決まっていたこと。 本当に何もないからこそ素直に全て話すのだろうが、いくらなんでも自分勝手すぎる理由だよな。 「空転の十月」 帰宅したらいない。 誰だって歳頃の男の子が親のいない間に連れ出したと知ったら、真っ先に疑ってしまうだろうな。 「好転の十一月」 幸せは人それぞれ。 はっきりと言うには躊躇する話題だが、皮肉を言った結果がこうなるとは誰も予想できないだろ。 「急転の十二月」 終わりを告げる為。 始まっていなかったのかもしれないが、何か行動していれば全く違う未来があったかもしれない。
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結婚とか恋愛がなんなのか少しわかった。 ・女を守りたい→何から? ・顔が好き→? ・化粧→なんですんの? ・そもそも好きとは? 普段から考えてたこういった疑問にこっちはこんな感じでした、って内容で参考になった。 ひとの言葉の裏読むばっかりで、普遍的な価値が絶対みたいな人間が、白...
結婚とか恋愛がなんなのか少しわかった。 ・女を守りたい→何から? ・顔が好き→? ・化粧→なんですんの? ・そもそも好きとは? 普段から考えてたこういった疑問にこっちはこんな感じでした、って内容で参考になった。 ひとの言葉の裏読むばっかりで、普遍的な価値が絶対みたいな人間が、白けた人間関係を捉え直ししてて楽しかった。
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結婚、離婚、そして愛。なかなかヘヴィなものを扱っているはずなのに、淡々としていて柔らかく、暗くも苦くもない。まさにチーズケーキのような話。チョコケーキやモンブランではなく。 でも、いろんな形の「愛」がテーマだから、後味は濃厚。淡々とした中に、すっと鋭いものを刺し込んでくる。それが...
結婚、離婚、そして愛。なかなかヘヴィなものを扱っているはずなのに、淡々としていて柔らかく、暗くも苦くもない。まさにチーズケーキのような話。チョコケーキやモンブランではなく。 でも、いろんな形の「愛」がテーマだから、後味は濃厚。淡々とした中に、すっと鋭いものを刺し込んでくる。それが小野寺さんの小説の好きなところ。
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