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BL進化論 ボーイズラブが社会を動かす
2,970円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 太田出版 |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784778314415 |
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BL進化論
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
異性愛者やレズビアンの女性がBLで男性を性的消費することの是非は常々問われてきたが、やはり明確な答えはなく、表象/現実/ファンタジーのせめぎ合いの中で絶えず考えていくしかないぽい。『JUNE』をはじめとするBLの進化の歴史については、結構勉強になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私はシスジェンダー女性で異性愛者である。 商業もののBL作品も好きだし、二次創作におけるBL作品も好きだ。 だから自分の好きなものがどう生まれ、どう変化して今日の私の手元に届いたのかが知りたかった。 正直、世の中に蔓延る家父長制、ミソジニー、ホモフォビア、女性蔑視に疲れ果てている。 それらがBLの世界にはあまり出てこない。 あまり、というだけでまったく出てこないわけではないが、世に出る前に編集などの作者と作品の間に他者が介入する商業BL作品は、先述した疲れ果てる要素から距離を置いていたり、実際に出てきたとしても現実よりもよっぽど優しい。 BLじゃない、登場人物が異性愛者前提の作品だとまだそれにぶち当たることがけっこう多い。楽しむための映画や読書なんかが一転して自分の心を曇らせるものになってしまうのだ。 商業BLはその確率が低い。だからこそ安心して手に取れる。楽しめるということがある。 それらのBL作品のことを「進化系BL」と本書では呼んでいる。 そのようにBL作品が進化するために何があったのかという点が私には非常に興味深い内容だった。 実際にゲイである人たちからの目線を気にするようになったからこそ、起こった進化だと本書で書いていて、かなり感動した。 自分たちが創作したもの、楽しんでいるものが誰かを傷つけているかもしれないと自覚したときに、「何が悪いの?」と開き直るのではなく、新しい方向性を考えてそれを作品に反映していくという姿勢は素敵だと思った。 よくTwitterでは広告などに使われる表現のあれこれを巡って論争が起きることがあるが、開き直っている人というか、なぜそう言われるのか何がどう当事者を傷つけているのかを突っぱねている人も見かける。 BL創作者、愛好家の先人たちの誠実な姿勢にはあっぱれとしか言いようがない。 BLが好きという人はBLで描かれる世界が好き、という人も多いと思う。 そういう人たちにはぜひ読んでほしい本だった。 また宙出版からも『BL進化論[対話篇] ボーイズラブが生まれる場所』が2017年に出ているので、こちらも読んでみたい。 BLの何がそんなに私を虜にするのかがわかったし、BL作品だけではなくゲイ映画等の話も取り上げられておりエンターテイメントにおける同性愛の描かれ方についてとても勉強になった。 これは2015年出版で、今から8年も前だ。出版当時とまたBLは変化している。 オメガバースがなぜここまで隆盛を極めているのかについてもぜひ溝口先生に分析していただきたい。
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インターネット上ではたびたび「BLはゲイ差別ではないか」という批判が起こり、その度にBL愛好家たちは「どうすればBLが差別ではなくゲイフレンドリーな社会づくりに与することができるか」を考え、応えようとしてきた。本書にも詳しく書かれている"やおい論争"は1992...
インターネット上ではたびたび「BLはゲイ差別ではないか」という批判が起こり、その度にBL愛好家たちは「どうすればBLが差別ではなくゲイフレンドリーな社会づくりに与することができるか」を考え、応えようとしてきた。本書にも詳しく書かれている"やおい論争"は1992年のできごとだが、この論争は2000年代、そして現在になってもいたる場面で行われている。読みながら、BLについて批判的に議論を行いたい人は、まずこの本を一読してからBL愛好家たちに話をしてほしいと思ってしまった。
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