商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/06/01 |
JAN | 9784087453294 |
- 書籍
- 文庫
ギンカムロ
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ギンカムロ
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商品レビュー
3.9
19件のお客様レビュー
死亡事故を起こし廃業同然だった花火会社に風間という女性が職人として頑張る姿を、会社の4代目となる青年の目を通して描く。はじめは、クライアントからの依頼に基づいた花火を作るといった感じの話だてだったのだが、最後は風間のおいたちに焦点が当てられ、まあどうなのかな、感動的なのか、そうで...
死亡事故を起こし廃業同然だった花火会社に風間という女性が職人として頑張る姿を、会社の4代目となる青年の目を通して描く。はじめは、クライアントからの依頼に基づいた花火を作るといった感じの話だてだったのだが、最後は風間のおいたちに焦点が当てられ、まあどうなのかな、感動的なのか、そうでもないのか、まあまあというところか。
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『 星降プラネタリウム』がおもしろかったので気になっていた作家さん。これまた大好きな花火がテーマということで読んでみました。 花火が美しく見えるのは、花開いたその数秒間の裏にある、関わった人達の目に見えない想いがあるからなんだろうね。 芯の強さを感じる物語。 カバーのイラストも...
『 星降プラネタリウム』がおもしろかったので気になっていた作家さん。これまた大好きな花火がテーマということで読んでみました。 花火が美しく見えるのは、花開いたその数秒間の裏にある、関わった人達の目に見えない想いがあるからなんだろうね。 芯の強さを感じる物語。 カバーのイラストも美しい。 これも出会えたことに感謝の一冊です。
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花火の季節になったら読もうと思いながら5年以上積んだまま。今年こそ!と思ったのに、コロナのせいで花火大会ないやん。 花火工場の息子として生まれながら、訳あって家を飛び出した主人公。祖父に呼ばれて戻ってみれば、そこには自分とさほど歳の変わらない女性の花火職人がいた。 花火を見ら...
花火の季節になったら読もうと思いながら5年以上積んだまま。今年こそ!と思ったのに、コロナのせいで花火大会ないやん。 花火工場の息子として生まれながら、訳あって家を飛び出した主人公。祖父に呼ばれて戻ってみれば、そこには自分とさほど歳の変わらない女性の花火職人がいた。 花火を見られなかったところで死ぬわけじゃなし、なのになぜ人は花火を見たがるのか。打ち上げ花火の演出を求める個人客の想いがちょっとした謎、かつて村で起きたことにこの花火職人がどう関わっているのかが大きな謎。ちょっぴり軽めの遠田潤子作品のようにも思えます。 せめて本の中だけでも打ち上げ花火。
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