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耳鼻削ぎの日本史 歴史新書y054
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耳鼻削ぎの日本史 歴史新書y054

清水克行(著者)

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耳鼻削ぎの日本史 歴史新書y054

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784800306708

耳鼻削ぎの日本史

¥1,045

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2023/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

興味深かった。 耳鼻削ぎはただの残酷な刑罰だと思ってたけど、どうやら「優しさ」のあるものらしい。後には見せしめの意味を持ったが。 日本史選択だったから知ってる資料ばかりで楽しめた

Posted by ブクログ

2021/10/11

耳鼻削ぎとい言えば、まず思い出すのは『阿氐河荘百姓言上状』(あでがわのしょうひゃくしょうもうしじょう)、皆さんはやはり『耳なし芳一』でしょうか? その『阿氐河荘百姓言上状』の有名な一文”ミミヲキリ、ハナヲソギ・・・・”、そう段々思い出してきましたか?え?まだ思い出せない?おい、ぼ...

耳鼻削ぎとい言えば、まず思い出すのは『阿氐河荘百姓言上状』(あでがわのしょうひゃくしょうもうしじょう)、皆さんはやはり『耳なし芳一』でしょうか? その『阿氐河荘百姓言上状』の有名な一文”ミミヲキリ、ハナヲソギ・・・・”、そう段々思い出してきましたか?え?まだ思い出せない?おい、ぼーと生きてんじゃ(略 確か中学当時、結構えぐい百姓さんのその訴え文を教科書で知り、昭和生まれで良かったと適当に思っていたような記憶が適当に蘇ってきました。 Amazonさんからお勧め本としてこれが出てきた時に迷わずクリックしましたが、私は何なんでしょうか、猟奇的な彼氏みたいもんでしょうか、エログロ系が好きな事がAmazonさんにはバレてしまったようですね。 で、本題。この耳鼻削ぎ刑は中世では女性に対する刑罰でして、男性ならぶっ殺される所を当時のジェンダーにより女性は命までは取りませんよという女性に優しい『宥免刑』だったようですね。ん-、や、優しいですね・・・ 鼻については根元からがっつり削ぎ落すのではなく、軽く先っちょを削ぐらしく、それなりの技術、ノウハウがあったようです^^;アイヌの方の鼻削ぎ後の写真が添付されておりましたが、どうみてもナオコ・研でした。本当にありがとうございました。 実は、女性のみの刑罰ではなくお坊さんに対しても耳鼻削ぎだったんですねー。これもまた宗教観からか、悪いお坊さんであっても殺してはいけないという不文律があったんでしょうね。それが耳なし芳一に繋がるのです。詳しくは読んで下さい。 戦場では打ち取った首の数が評価されますが、さすがに首だと量が嵩張るので、耳鼻を削いでお持ち帰りされてるようで、この場合の鼻の削ぎ方は唇からごっそり削るみたいです。殺しにいってますからねー。『小牧長久手合戦図屏風』にはがっつり鼻を削がれた戦死者が描かれております。一度ご覧ください。どうです、ワクワクしましたか?今夜は素敵な夢でも見て下さい。 とは言え、グロ差を全く感じれらないライトな内容です。 当時の体の一部を切り取るというのは、今ではヤクザ屋さんぐらいですが、よくある行為だったようです。読んで納得しつつ、当時の我慢強さに感服です。 深爪にビビる私は現場から以上です。

Posted by ブクログ

2019/09/03

日本社会は古代において中華文明の強い影響のもと脱耳鼻削ぎの姿勢を貫いていたが、独自の政治・文明路線を歩むや、中華文明の周辺地域として、耳鼻削ぎ刑を採用した。中世においては、死罪より一つ低い刑罰として、主に女性や僧侶に執行されていた。中世から近世に移り、秀吉や江戸初期の政治がまだ盤...

日本社会は古代において中華文明の強い影響のもと脱耳鼻削ぎの姿勢を貫いていたが、独自の政治・文明路線を歩むや、中華文明の周辺地域として、耳鼻削ぎ刑を採用した。中世においては、死罪より一つ低い刑罰として、主に女性や僧侶に執行されていた。中世から近世に移り、秀吉や江戸初期の政治がまだ盤石でなかった時代には、耳鼻削ぎ刑は見せしめの意味が大きくなる。この刑がほとんど執行されなくなったというか、禁じられるようになったのは、徳川綱吉の時からである。生類憐みの令は、無益な折衝や流血を厳しく戒めるものであったのだ。殺伐とした戦国の遺風を断ち切り、平和と安穏の時代を開いたのである。秀吉の朝鮮半島での耳鼻削ぎは、日本のことを他国に持ち込んだということで筆者は批判している。また、全国に残る耳塚,鼻塚は、歴史名的な根拠には乏しいそうである。古墳がそう言われたり、耳がよくなるなどという民間信仰から来ているようだという。 しかし、鼻削ぎってなんかグロイよなあ。実際には、鼻梁は削がず、小鼻と鼻の頭を削ぐだけのようだが、でもねえ。 それにしても、清水克行さんは面白いことを研究する!

Posted by ブクログ