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悪魔は細部に宿る 危機管理の落とし穴 祥伝社新書421
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悪魔は細部に宿る 危機管理の落とし穴 祥伝社新書421

樋口晴彦(著者)

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悪魔は細部に宿る 危機管理の落とし穴 祥伝社新書421

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784396114213

悪魔は細部に宿る

¥902

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2023/03/19

人生には仕事もプライベートもリスクが至るところに潜んでる。毎日通勤に使う自転車で(目が悪く溝にタイヤを取られる)1年に1回は転んでる。 仕事においては起こるはず無いと油断してるとトラブルに見舞われる。 本書内では誰もが知るような大きな事件・事故を事例にリスク対応の経緯が語られてお...

人生には仕事もプライベートもリスクが至るところに潜んでる。毎日通勤に使う自転車で(目が悪く溝にタイヤを取られる)1年に1回は転んでる。 仕事においては起こるはず無いと油断してるとトラブルに見舞われる。 本書内では誰もが知るような大きな事件・事故を事例にリスク対応の経緯が語られており、その様な大事故でなくても日常のトラブルに置き換えて、あぁこれも良くあるな、と頷きながら読み進められる。不確かな情報に翻弄され、材料もない中で判断を迫られ、細かいマニュアル等が何の意味も成さず、兎に角良く切り抜けたなと自分でも驚く事は良くある。大抵事後処理の最中に「何で油断してたんだ」と反省しきりである。 良くあるリスク本よりも事例ベースで当てはめて解説されていくので解りやすさは勿論、事例と合わせて記憶に残せる。 後半は歴史の教訓が多いためややリスク管理の域を戦略レベルの失敗で語る面も多いが、それはそれで歴史好きにも嬉しい。 悪魔は細部に宿るのタイトル通り、私の隙をいつでもリスクは狙っている。

Posted by ブクログ

2016/05/18

【悪魔は細部に宿る】 A.大災害に直面した人々は、楽観的な情報ではなく、自らの不安感と調和するような悲観的な情報を受け入れる傾向がある B.2011 年、東日本大震災で福島第一原発1 号機が爆発した時、「周りの人がそうしなかったから」、家族を避難させなかった人たちがいる。この...

【悪魔は細部に宿る】 A.大災害に直面した人々は、楽観的な情報ではなく、自らの不安感と調和するような悲観的な情報を受け入れる傾向がある B.2011 年、東日本大震災で福島第一原発1 号機が爆発した時、「周りの人がそうしなかったから」、家族を避難させなかった人たちがいる。このように日本人は、周囲と行動を合わせようとする集団思考が強い。すなわち、「自助」の発想に乏しい。しかし、それでは避難のタイミングを失いかねない。 C.過去に苦い経験をしていない業界、過去の教訓が伝承されにくい業界では、セウォル号並みの状況であっても不思議ではない。 D.危機管理は、設備というハードと、習熟度というソフトが揃って初めて機能する。このうち設備というハードは、カネさえ出せば整備できる。しかし、関係者が対処要領に習熟しているかどうかというソフト面は、外形だけではわからないため、とかく疎かにされがちである。

Posted by ブクログ

2015/06/06

日本の海運業は、こうした自己の教訓を活かすことで安全管理を向上させていったのである。味方を変えれば、過去に苦い体験をしていない業界、あるいは過去の教訓が伝承されにくい業界では、セウォル号並みの状況であったも不思議ではない 被害者あるいは弱者に同情するのは当然のことだが、同情に流...

日本の海運業は、こうした自己の教訓を活かすことで安全管理を向上させていったのである。味方を変えれば、過去に苦い体験をしていない業界、あるいは過去の教訓が伝承されにくい業界では、セウォル号並みの状況であったも不思議ではない 被害者あるいは弱者に同情するのは当然のことだが、同情に流されてしまうだけでは情実国家になってしまう。同情は同情、ルールはルールと切り分けて考えることが法治国家のあるべき姿なのである ぎりぎりの局面では外野は口を慎め プロシア フリードリヒ大王 すべてを守ろうとする者はなにも守り得ない 精鋭部隊の要件である結束力 戦友意識からくる 経営悪化時のリストラは最悪の選択。人件費の削減により財務は一時的に改善するかもしれないが、「次にリストラされるのは誰だ」という疑心暗鬼が膨れ上がり、無形の財産である社内の戦友意識を喪失させてしまうからだ。その結果、一丸となって苦難を跳ね返そうとする反発力が失われ、ジリ貧のスパイナルに落ち込むことになる。社員の一割をリストラするくらいなら、全社員の給料を2割減らして辛苦を分かち合った方がいい 安全と安心はイコールでない。安全とは客観的、科学的な評価であるが、もう一方の安全は主観的、感情的なイメージである 安全とは素人が多数決できめるものではない 機関部がシフト式かパラレル式か シフト式は2本煙突 抗堪性が高い 不祥事の教訓を引き継ぐためのポイントは、「形として残すこと」「オープンに語ること」 論語 過ちて改めざる是を過ちと謂う グループシンク 同質性の強い閉鎖的な集団ないいおいて、合意を形成しようとするプレッシャーから、物事を多様な視点から評価できなくなってしまうことだ

Posted by ブクログ

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