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勝者なき戦争 世界戦争の二〇〇年
3,960円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2015/05/22 |
| JAN | 9784272530434 |
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勝者なき戦争 世界戦争の二〇〇年
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勝者なき戦争 世界戦争の二〇〇年
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
この本で述べたいことは序章に総て書いてあり、本文はそれを各戦争を例に挙げて証明しようとする補足的なものである。 だから、序章さえ読めば残りの本文は読まなくても良いくらい。 正直な感想を言えば、研究家特有の執拗さが鼻に付いてしまう。 書籍というより、論文と言ったほうが相応しい...
この本で述べたいことは序章に総て書いてあり、本文はそれを各戦争を例に挙げて証明しようとする補足的なものである。 だから、序章さえ読めば残りの本文は読まなくても良いくらい。 正直な感想を言えば、研究家特有の執拗さが鼻に付いてしまう。 書籍というより、論文と言ったほうが相応しいかも。 主張していることは正論であり、なんら疑いを挟む余地はない。 主張は単純である。 戦争における勝敗は物理的に勝負が付いた時ではなく、講和条約を含め終戦後の一定期間を検証すべきであること。 具体的には、四半世紀後の状況を分析すること。 すると、勝敗とは曖昧なものであり、どちらかが一方的に繁栄したり衰退するものではないということ。 ならば、戦争がもたらす結果は生命の犠牲、物理的破壊、経済的破綻を賭けるほどの価値がないことに気付くはずだということ。 全く正論である。 現代の戦争にも言及していて、抜かりがない。 ・・・・・・っと、総て序章に書いてある。^m^ ただ、ぼくが感心したのは、そういった戦争を始めるのも止めるのも、国の指導者であるとの指摘。 指導者の判断一つによって、何度も不毛な戦争が繰り返されてきたことは、歴史の示すとおりである。 どの指導者も例外なく、始める時は「正義」を唱えるものである。 そして尻拭いをさせられるのは、常に平民たちである。 ・・・・・・ 著者はオーストラリア人であり、やはり欧米優位の視点からアジアを眺めていることは否めない。
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戦争というものが、かつても今も、たとえ勝利した陣営にとってさえ、割に合わないものであるということ。さらに現在では戦争において「勝利」という概念そのものが通用しなくなっていることを、ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争、一次大戦、二次大戦といった歴史からたどる。 戦争をして得...
戦争というものが、かつても今も、たとえ勝利した陣営にとってさえ、割に合わないものであるということ。さらに現在では戦争において「勝利」という概念そのものが通用しなくなっていることを、ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争、一次大戦、二次大戦といった歴史からたどる。 戦争をして得られるものは、決して戦争のコストに及ばない。たとえ得るものがあったとして、それはあっという間に失われてしまう。戦場で相手に優越することをもって「戦勝」とは定義され得ない。戦争の後に「平和」が訪れたことはない。そういったことを豊富な事例でこれでもかと論証していく。 記述は平明かつ論理的であり、非常に説得力に富む。とくに、第二次世界大戦以降の戦争において、相手の「降伏」で区切りがついた戦争というものが存在せず、「勝利」という概念そのものが変質しているという指摘は非常に重要だと考える。
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歴史が苦手(知識不足)な自分は、特に前半、読むのに苦労したが、ある程度割り切って流れだけを追った。 歴史をまとめつつ背後には思想的な主張がある、という形式なので位置付けが曖昧といえば曖昧かもしれないが、大量のイベントをここまでまとめてある意味は大きい(少なくとも自分にとっては)。...
歴史が苦手(知識不足)な自分は、特に前半、読むのに苦労したが、ある程度割り切って流れだけを追った。 歴史をまとめつつ背後には思想的な主張がある、という形式なので位置付けが曖昧といえば曖昧かもしれないが、大量のイベントをここまでまとめてある意味は大きい(少なくとも自分にとっては)。全体として、思想的な熱い主張を込めつつも冷静な労作、という印象。 背後にあるのは「戦争反対」という平凡なことばにまとめることもできる考えだろうが、それがなくても、書かれているできごとがそれを語っている。 翻訳は、細かい部分で初歩的な小さいミス(または改善できる点)がいくつか目に止まったが、総じて内容を把握しやすいものだった。
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