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カフカ マイナー文学のために 叢書・ウニベルシタス85
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カフカ マイナー文学のために 叢書・ウニベルシタス85

ジル・ドゥルーズ(著者), フェリックス・ガタリ(著者), 宇波彰(訳者), 岩田行一(訳者)

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カフカ マイナー文学のために 叢書・ウニベルシタス85

2,970

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 1978/07/10
JAN 9784588000850

カフカ

¥2,970

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2017/09/27

アーレントのスリリングではなるが、重厚な議論にやや疲れて、フランス流の「軽い」ポストモダーンに流れてみる。 対象は、全体主義を予見したようなカフカなのだが、著者らは、そういう深い読み、解釈を外して、ガンガンと文学機械としてカフカを読み進んでいく。なかなか爽快。 意味が分かろう...

アーレントのスリリングではなるが、重厚な議論にやや疲れて、フランス流の「軽い」ポストモダーンに流れてみる。 対象は、全体主義を予見したようなカフカなのだが、著者らは、そういう深い読み、解釈を外して、ガンガンと文学機械としてカフカを読み進んでいく。なかなか爽快。 意味が分かろうが、分かるまいが、関係なく、著者らのスピードを楽しむ感じ。 昔、著者らの「リゾーム」にすごく刺激を受けたことがあるが、まさに、あの時の感覚が蘇るな。 と読み終わったら、この本の新訳が出ることを発見。 しまった。 アーレントの「全体主義の起源」も読み始めたところで、新版が出ることを知ったし。 まあ、いいか。

Posted by ブクログ

2014/11/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 従来の実存主義的なカフカ解釈を厳しく拒絶し、独自の文学機械の概念を新たに展開させその作品を表現の機械として把握しなおす。 精神分析学者ガタリとの共同著作。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

2011/09/10

カフカという人は、なんと罪作りな人だろうかと思う。 おもしろ半分に書いた (に違いない) 小説や雑文が世間を大いに騒がせ、ドゥルーズみたいに偏屈な哲学者までも本気にさせてしまった。 正直なところこの本に書いてあることの半分もわからないけれど、カフカ作品の世界をぼんやりと思い出し...

カフカという人は、なんと罪作りな人だろうかと思う。 おもしろ半分に書いた (に違いない) 小説や雑文が世間を大いに騒がせ、ドゥルーズみたいに偏屈な哲学者までも本気にさせてしまった。 正直なところこの本に書いてあることの半分もわからないけれど、カフカ作品の世界をぼんやりと思い出しながら読んでいるときの気分は悪くない。 気長に読もう。

Posted by ブクログ

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