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日々の泡 新潮・現代世界の文学
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日々の泡 新潮・現代世界の文学

ボリス・ヴィアン(著者), 曾根元吉(訳者)

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日々の泡 新潮・現代世界の文学

2,136

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1970/10/20
JAN 9784105005016

日々の泡

¥2,136

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2024/03/27

若かりし頃に読み、なんて奇妙で美しい物語だろうと驚き、感動しました。30年経っても変わりません。演奏するハーモニーでカクテルが飛び出す“カクテルピアノ”、水道管から歯磨き粉の香りに誘われて出てくるという鰻のパテ…。奇想天外すぎなのですが、悲恋の物語でもあるのです。裕福な青年コラン...

若かりし頃に読み、なんて奇妙で美しい物語だろうと驚き、感動しました。30年経っても変わりません。演奏するハーモニーでカクテルが飛び出す“カクテルピアノ”、水道管から歯磨き粉の香りに誘われて出てくるという鰻のパテ…。奇想天外すぎなのですが、悲恋の物語でもあるのです。裕福な青年コランと美しいクロエ、2人は結ばれ幸せの絶頂。しかし、突如クロエが肺に睡蓮の花が咲くという病いに冒され…。シュルレアリスムの手法は難解と見ずに面白いとみるべきか…? ぜひお試しあれ。

Posted by ブクログ

2021/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1947年 仏 ちょっと奇妙な、不思議な世界観だったー。 NOTE記録 https://note.com/nabechoo/n/ndf627adcc854?magazine_key=m95e2f346041d 初め、普通の世界かと思ってたら、 蛇口からウナギ、雲が喋ったり、 動くニキビやネクタイや椅子、形の変わる部屋、 SFっぽいもの出てきたり、奇妙な生物出てきたり、 けっこう残酷な事がさらっと出てきたり、 (メインキャラ以外で、さらっと何人か死んでる)などなど。 楽しかった!笑  物語は悲劇なんだけども。 アニメやマンガチックなのかな。描写が。 1947年のものらしいけど、 なんかそんな感じがしない。 前半は、ラブコメ〜な感じで明るかったのに、 クロエの病気以降、悲惨だわー。 (病気がシャレオツで素敵なんだが) 前半の幸せな日々が恋しくなったわ。 コランも前半では、お金があって、 余裕ぶちかまして、労働批判してて、 ちょっと共感してたけど笑 後半、困窮してきて、私的にビミョーな気分笑 でも、シックとアリーズカップルの方が、 だいぶヤバいことになっちゃって。 なんてこったよ。 こんなことになるなんて。 まぁ、悲惨といっても、 そんなに暗い感じしなかったけど。 メインキャラの周りを、ちょこちょこしてる ハツカネズミさんが、 良い味出してるね、かわいーね。 ラストもいーね。 どーも、色々言葉遊びがあったよーだけど、 フレンチだから、あんま分からなかったなー。

Posted by ブクログ

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