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考えることについて 徳間文庫カレッジ
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考えることについて 徳間文庫カレッジ

串田孫一(著者)

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考えることについて 徳間文庫カレッジ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784199070327

考えることについて

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商品レビュー

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2015/08/08

考えること、見ること、知ること、疑うこと、作ること、笑うこと、運命、孤独、悲哀、嘘、羨望、嫉妬 について、著者が分り易くエッセイで語る。定義でもなんでもない。著者の優しさが伝わってくるような文章が多い。それは鳥、動物、花などが度々登場し、それらの気持ちを忖度するような文章に表れて...

考えること、見ること、知ること、疑うこと、作ること、笑うこと、運命、孤独、悲哀、嘘、羨望、嫉妬 について、著者が分り易くエッセイで語る。定義でもなんでもない。著者の優しさが伝わってくるような文章が多い。それは鳥、動物、花などが度々登場し、それらの気持ちを忖度するような文章に表れている。「嫉妬」の中で印象に残る言葉は「恋する人は肉体をも勿論求めるでしょうが、それ以上に心を求めている」「想い出」は話すときになると幾らでも粉飾をほどこすことが出来る。想い出は秘められたままがよい。外へ出されるときは慎み深いのがよい」は至言である。「手紙」では詩の勉強へのアドバイスとして、「自分の日記や手紙をていねいに、緊張して書くように」との言葉、そして「日記へ向う自分はわがままなもの」という正反対のような言葉。「日記は心理的な休息、娯楽、ご馳走、怠惰な行為、見せかけの仕事」とのアミエルの言葉も紹介されている。日記について考えさせられる。「不安」ではパスカル、キルケゴールなどについて詳しい。

Posted by ブクログ

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