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いかせてあげます 二見文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 二見書房 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784576150581 |
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いかせてあげます
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家政婦の謎も判明する続編
謎の無表情系人妻家政婦【生田良美】と雇い主との刹那の情事を描いた2014年作品『ご奉仕します-人妻家政婦』の続編。『特選小説』(綜合図書)に上梓された連作短編を纏めた後編であり、本作でも様々な悩みを抱えた雇い主と生田家政婦との人間模様と桃色模様が官能的に描かれている。前作を未読で...
謎の無表情系人妻家政婦【生田良美】と雇い主との刹那の情事を描いた2014年作品『ご奉仕します-人妻家政婦』の続編。『特選小説』(綜合図書)に上梓された連作短編を纏めた後編であり、本作でも様々な悩みを抱えた雇い主と生田家政婦との人間模様と桃色模様が官能的に描かれている。前作を未読でも本作は充分に楽しめるが、読んでおいた方がさらに楽しめるであろう。 各エピソードの派遣先で雇い主から「命令」されてはコトに及ぶという設定や構成にストーリーといったものは(若干の変化こそあれど)基本的に前作と変わらない。つまり、生田家政婦から求めることはなく(言葉責めの一環で求めさせられることはある)、あくまでも劣情を催した雇い主からの命令を決め台詞の「承知いたしました」で受け入れていく展開。そして、前戯の段階でこそ軽い抵抗を見せるものの官能スイッチが入ってしまえば積極的になっていく生田家政婦である。このギャップの淫猥度が高い。次のエピソードでもまた似通った展開なんだろうなぁと思いつつもどんな迫られ方をされ、どんな感じ方をしているのかと楽しみになってくる。そんな不思議な魅力があるように思う。人妻らしさはほとんど感じないために背徳感は希薄だが、欲情した生田家政婦が表情で示す淫らさにぐっときたりもする。 そして、末尾には本シリーズを締め括る1編なのであろう「旅情編」と冠された前日譚がある。人妻らしさが皆無な生田家政婦の謎が明かされるエピソードである。前作の冒頭で夫との営みが4年程絶たれていることがさらりと綴られていた、その理由が判明しており、その原因となった自責の念から一度は絶望の淵に立たされた生田良美が家政婦として再出発を期す物語となっている。 元より軽妙でもないテイストを象徴する無表情・無感情な表向きのキャラを見るに、家政婦になって以降も彼女の自責の念は晴れていないのだろうか。未だに贖罪を続けているのだろうか。そんな感慨が湧き上ってくるような過去が描かれたことで深みが増すのである……もっとも、命令という受け身ながらも夫以外の男との刹那の交合を人知れず堪能しているような一面もあって、その掴み所のなさが新たな謎を生むようにも思えてくるのである。
DSK
