痩せるのは、どっち？ 一生続けられるなまけものダイエット

満尾正(著者)

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2015/04/01
• JAN: 9784800238238

商品レビュー

2024/09/30

　パンかご飯か、ダイエットするなら夏か冬か、食前か食後か、というタイトルにある「どっち？」という質問よりも、実は「ダイエット中でも、卵は食べていいの？」とか、「辛いものが痩せるって本当？」、「お皿をひとまわり小さくするだけで、痩せられる」とか、「ストレス太りって、あるの？」みたいな質問に答える方が多い。ので、これは編集の問題？そして「一生続けられるなまけものダイエット」というのがサブタイトルにあるけど、果たしてそうなんだろうか。姿勢をよくしろ、ストレッチしろ、有酸素運動しろ、朝型生活をしろ、脂っこいものは控えろ、酒も控えめに、夜は食べるな、とかもう全部分かっているから、こういう習慣が一生続けられるというなら何も苦労しないよな、と思ってしまう。
　たぶん奇を衒った内容は一切ないので、オーソドックスなダイエット法の紹介、ということだと思う。せいぜいおれにとって新しかったのは、サプリメントは飲んだことがいいこともある、ということで、いろんな栄養分の効能の紹介、というのは新しかったかなあ。亜鉛とか必要かな。レスベラトロール、というのはポリフェノールの一種らしいが、これも「脂肪の蓄積を減少させる」(p.204)効果があるらしいので、赤ワインもっと飲もう。…とか、自分に都合のよいところは都合よく解釈できるのだけど…。最も都合が悪いと思った部分は、「『冬は仕方がない』と割り切って気楽に」(p.148)という、冬のダイエットは諦めろ、みたいなところかな。夏休みで何日か自由に飲み食いした結果、びっくりするくらい太ってしまって、スーツがキツイし、フォルムもますます悪くなってきて、本当いい加減痩せようと思ってたけど、今は秋だし。
　とりあえず、姿勢や速度を意識して歩いたり、豆腐とキムチと納豆を晩ごはんに食べようかな、ということは思った。(24/09/30)

2017/11/07

押し付けがましくなく、
できるところから無理なく、
というスタンスが気に入りました。

急激に効く、ダイエットってわけでは
ないようですが、継続することで
健康的に過ごすことが出来そうです。

軽微でも運動(ウォーキング等)を取り入れること。
正しい姿勢を保つこと。
甘いものは(果物含む)夜には食べないこと。
よく噛むもの、自然のものを食べること。
運動するなら空腹時。食後なら１時間ほどあけてから。
などなど。
また読んで出来ることを少しずつ増やして
痩せたいなと思いました。