商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文研出版 |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784580822634 |
- 書籍
- 児童書
つばさ
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
翼が商店街で偶然拾ったツバメのヒナ2羽。 プロレスをしたりいつもにぎやかな洋平、虫博士というよりムシ人間なんてかげ口を叩かれてる博と三人で育ててみることにした。 翼は生き物に興味はなかったけど、弱々しくてたよりない2羽を見ていたら、助けてあげたくなった。 家できいたら、野鳥は鳥獣...
翼が商店街で偶然拾ったツバメのヒナ2羽。 プロレスをしたりいつもにぎやかな洋平、虫博士というよりムシ人間なんてかげ口を叩かれてる博と三人で育ててみることにした。 翼は生き物に興味はなかったけど、弱々しくてたよりない2羽を見ていたら、助けてあげたくなった。 家できいたら、野鳥は鳥獣保護法で、飼えないと言われた。でも、弱っている2羽をそのままにはしておけない。博が取ってきたムシや、ゆで卵のきみをあげたりして世話をはじめた3人。 ツバメが渡り鳥だというなら、自分たちも船を作ってツバメと一緒に旅をしようと盛り上がる。 けれど小さなツバメは元気をなくしてゆき…。 はじめは生き物 お別に好きじゃない、普通に元気な男の子の翼が、ツバメを拾うことで成長していく。 友達と一緒に協力していくことや、絵を描くことが好きだったのに描けずになっていた気持ちと向き合い、もちろんツバメの事をもっと知る。
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ちょうど、ツバメの巣から子ツバメが落ちて、この物語のように子どもが拾ってくる…という出来事があったところだったので、思わず読み込んでしまいました。 子どもは、自分でなんとかしたい。仲間ができればよりいっそうと自分たちでなんとかしたいと、大人にいいます。 でも、どうにもならないこと...
ちょうど、ツバメの巣から子ツバメが落ちて、この物語のように子どもが拾ってくる…という出来事があったところだったので、思わず読み込んでしまいました。 子どもは、自分でなんとかしたい。仲間ができればよりいっそうと自分たちでなんとかしたいと、大人にいいます。 でも、どうにもならないことがやはりあって、そういう子どもにとって理不尽なこともきちんと書いてあるのが飾らない話でいいなと思いました。 子どもたちに現実を突きつけながらも、でも、ちゃんと前向きな方向でお話が丁寧に繋がっていくところも、子どもの気持ちを大事にしていていいなと感じました。 今の季節、日本中あちこちで起こる出来事だと思いますが、そんな出来事の渦中にいる子どもたちにそっと届けたいお話です。
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