初学者のための現象学

ダン・ザハヴィ(著者), 中村拓也(訳者)

• 販売会社／発売会社: 晃洋書房
• 発売年月日: 2015/04/13
• JAN: 9784771026100

商品レビュー

2023/10/11

語れるほど理解できてない部分も多く、特に相互主観性についての話はかなり目が滑ってしまうところが多かった。しかしながら、カントとの違いやエポケーについてはなんとなく今までよりわかった気がしている。

2021/04/12

なにを言っているのかさっぱり理解できない苦手な現象学。

「初学者のため」ということで、読んでみた。外国では、その名のとおり、まさに大学のテキストとして読まれるようなものらしい。

が、やはりさっぱりわからない。。。。

100ページちょっとの本なんだけど、密度がすごく濃く、前提となっている知識も多い。

あらためて、現象学はむいていないことが再確認できた。

それでも、身体性とか、相互主観性とか、言語とか、社会的構築とか、気になっているところは、やっぱり大切な議論であることがわかったし、現象学内部でもいろいろな議論があるらしいことはわかった。（その議論の内容はわからないのだけど）

現象学は、単純に個人の主観性、直接的経験だけを扱う独我論ではないし、ここにも社会構成主義に向かう一つの潮流があったんだなと確認はできたかな？

2015/09/08

初学者のためとあるが、現象学が初めての人には難解。ただ、コンパクトにまとまっており、取り組みやすい。現象学について広く深く学べる一冊。