商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞出版社 |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784532113322 |
- 書籍
- 新書
発想法の使い方
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
発想法の使い方
¥946
在庫なし
商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
博報堂のマーケターで、「考具」の著書が書いた書。 アイデアを出す ⇒ よりよいアイデアを選ぶ ⇒ そのアイデアを企画化する この3つのプロセスの内、本書があつかうのは、①のアイデア出しの部分をあつかっています。 発想法というのは、たくさんのアイデアを生み出すという方法という意味...
博報堂のマーケターで、「考具」の著書が書いた書。 アイデアを出す ⇒ よりよいアイデアを選ぶ ⇒ そのアイデアを企画化する この3つのプロセスの内、本書があつかうのは、①のアイデア出しの部分をあつかっています。 発想法というのは、たくさんのアイデアを生み出すという方法という意味です。 気になったのは次の点です。 ■ 全体の流れ ①解決すべき課題がある ②アイデアをたくさんだす ③アイデアの共有、チームで検討、ブレスト、チームとしてさらにアイデアをだす ④よりよいアイデアを選ぶ ⑤そのアイデアを企画化する、もしくは、パーツとして企画に盛り込む ■ アイデアをだすとは ・アイデアとは組み合わせでしかない ・アイデアとは単なる選択肢でしかない ・アイデアとはわがままから生まれる 自分に素直になる 公私混同けっこう 個人の経験を反映する みんなもわがままになる ■ 課題へのアプローチ ・細かく分割する 一気に全体を解決しなくてもいい、部分にわけて扱いやすくする 属性列挙法 マンダラート 形態分析法 アイデアボックス フィッシュボーン ・課題を一旦ズラす アナロジー、類比、類推 パーソナルアナロジー法 場所エクスカーション法 ダイレクトアナロジ法 シンボリックアナロジ法 ファンタジーアナロジ法 動物エクスカーション法 職業エクスカーション法 NM法 ・論理的に問いかける SCAMPER法 代用、結合、応用、修正、他用、削除、再構築 ブルートシンク オズボーンのチェックリスト TRIZ フェニックス ・直感に問いかける 死者の書 イメージした象形文字を選ぶ カラーバス 色 カタログ法 インキュメーション法 入眠幻視法 ■ 出てきたアイデアを共有、発展 ・どうやって人につたえるか、 ・読み物をつくっておく ⇒ 今なら ナラティブ化 ・すべてを紙に書き出す アイデアスケッチ カードに1枚、1アイデアで書いていく タイトル 箇条書き、シンプルに 3,4行で 具体的に、具体的に 言葉で表現、ビジュアルは使わない チームで共有 ブレスト ブレーンライティング ゴードン法 さらにチームでのアイデアの深堀りを 目次 はじめに 第1章 アイデアを出しやすくなる3つの前提 第2章 アイデアを出す① 課題を細かく分割する 第3章 アイデアを出す② 課題をいったんズラす 第4章 アイデアを出す③ 論理的に問いかける 第5章 アイデアを出す④ 直観的に問いかける 第6章 アイデアを描く 第7章 チームでアイデアを出す おわりに 引用・参考文献 ブックガイド ISBN:9784532113322 出版社:日本経済新聞出版社 判型:新書 ページ数:200ページ 定価:860円(本体) 発売日:2015年04月15日
Posted by
面白かった。ライブでレクチャーを受けているような感じで読めた。 こんな本が自分が働いている頃にあったらよかったなあ。 でも、プライベートでもアイデアが欲しい場面ってあるので、そのようなときは、この本で学んだことを使ってみたい。面白い発想でいいアイデアが生まれたらいいな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・サラッと読み終えることができた。 ・例、図解が多くわかりやすい。雑でも、思いついたことをとにかく書き出すことが重要なのだと納得できた。 ・考え方の手法によって異なるアイデアが出てくるというのも面白い。 ・アイデア出しが求められていない時にも、日常的に試してみたい。 ・アイデアを他人の目に晒すことの重要性を知ったため、自分でボツにせず勇気を出して共有していきたい。 ・複数人でアイデアを出し合った後、ピックアップする観点をもっと知りたいと思った(この本の主題とは違うが)。 ・よく言われるブレーンストーミングの「批判厳禁」は誤訳で、原典は「(個々のアイデアの良し悪しの)判断後回し」というニュアンスだという話には衝撃を受けたが納得した。 ・ブックリストに挙がっている本も読んでみたい。 --概要-- ・アイデアは自分の知識や経験の組み合わせでしかない。その知識や経験を引き出すために考案された様々な方法を紹介。 ・考えているテーマについて属性に分解して深掘りする方法(テーマからは遠ざかっていくがそのまま進める)もあれば、逆に、関係ないものから連想して、こじつけのような形でテーマに近づけていく方法もある。同じテーマ・同じ人でも、考える方法によって出てくるアイデアが違ってくる。 ・ダメだと思う「ボツ」案も消さずにそのままにしておき、極力、仲間に共有するべきである。自分と他人の評価は驚くほど異なるものであり、自分のアイデアの可能性を自分で潰してはならない。また、アイデア自体が採用されなかったとしても、他の人が新しい発想に至るきっかけとなる可能性がある。 ・アイデアの共有方法も重要である。口頭ではなく「アイデアスケッチ」で。1枚に1案。大きな文字で、短く簡潔に、具体的に書く。イラストなどを雑に入れると正しく伝わらなくなることがあるため控える。 ・似ているアイデア同士を「◯◯系」などとまとめない方が良い。少しの違いも、他の人から見たら別のアイデアとして捉えられる可能性があるため。口頭で発表する際にも「◯◯さんと同じですが/似ていますが〜」と言わない。 ・会議をする際も、一つひとつのアイデアの良し悪しの判定は後回しにし、まずはアイデアを多く出し合うことに専念すること。賛成の場合、褒めるだけではなく、「それならこのような案も」と言い換えることで新たなアイデアが生まれる。アイデアをピックアップする際は、現在のリソースで実現不可能なものを完全に消すのではなく、どうすれば実現できるかを議論して今後に繋げる。
Posted by