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ドラマ 叢書・エクリチュールの冒険9
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ドラマ 叢書・エクリチュールの冒険9

フィリップ・ソレルス(著者), 岩崎力(訳者)

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ドラマ 叢書・エクリチュールの冒険9

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 月曜社
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784865030266

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2021/08/01

やばい本。脳汁出まくりな感じ。読むのに体力を使う。のっけから全速力を出しまくっていて、すごい本。 「まずはじめに(最初の状態、線が何本か、版画――演技がはじまる)、目と額の内側に集まってくるのは、もっとも安定度の高い要素なのかもしれない。すばやく彼は調査する。海の思い出が一連の...

やばい本。脳汁出まくりな感じ。読むのに体力を使う。のっけから全速力を出しまくっていて、すごい本。 「まずはじめに(最初の状態、線が何本か、版画――演技がはじまる)、目と額の内側に集まってくるのは、もっとも安定度の高い要素なのかもしれない。すばやく彼は調査する。海の思い出が一連の鎖となって右腕を通りぬける。なかばめざめ、なかば眠った状態でそれをとらえるのだが、まるで風にあおられた泡のようだ。」 終わりも面白い。 「書物はここで失敗に終わる――(焼かれる)(消えてしまう)と考えることができる(最後の思考――「雑草よりもっと多い」――すべての思考のうちもっとも敏活で迅速な、そして心臓(心)に支えられる」――をもたない思考のなかに)――」 読めたのか、読めてないのか、あまりはっきりしない。存在だけで、芸術みたいな本だ。

Posted by ブクログ

2015/08/28

普通の小説の概念で読もうとすると 何のことやらになる作品。 おそらくだけれども、なんてことのない日常を 緻密な文にした感じに思えます。 それを含めて、ドラマなのでしょうね。 その緻密さが混乱を生み出すというね。 そして、脳みそが文章として 入ってくるのを拒否するのよ。 そういっ...

普通の小説の概念で読もうとすると 何のことやらになる作品。 おそらくだけれども、なんてことのない日常を 緻密な文にした感じに思えます。 それを含めて、ドラマなのでしょうね。 その緻密さが混乱を生み出すというね。 そして、脳みそが文章として 入ってくるのを拒否するのよ。 そういった意味で不思議なもの。 でも読み終えてフラストレーションがたまるわけではないです。 なんなんだ、この不思議なの。

Posted by ブクログ

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