商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1984/09/20 |
| JAN | 9784106206092 |
- 書籍
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有島武郎
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有島武郎
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『有島武郎 (新潮日本文学アルバム ; 9)』(新潮社) 1984.9発行 2020.10.4読了 幼年期はミッション・スクールに通い、英語漬けで育ってきた。「バタ臭い」と称される有島武郎の文体はここで培われたと言ってよい。名詞を修飾する語が長く、翻訳調なのが彼の文体の特徴だ...
『有島武郎 (新潮日本文学アルバム ; 9)』(新潮社) 1984.9発行 2020.10.4読了 幼年期はミッション・スクールに通い、英語漬けで育ってきた。「バタ臭い」と称される有島武郎の文体はここで培われたと言ってよい。名詞を修飾する語が長く、翻訳調なのが彼の文体の特徴だ。 その後、学習院予備科に転入するが、しばらく日本語の勉強が必要だったほど、脳が英語で出来上がっていたらしい。夏目漱石も英語が抜群に上手かったが、彼は漢学学習をみっちりやってから英語学習に移っており、その点が有島武郎と異なる。一方で、有島武郎は家の中では武士風の庭訓を授けられていたらしい。彼が通っていたミッション・スクールはキリスト教系の学校だったので、二様の異なる教育を家の内と外でバラバラに受けていたことになる。こうした相反する教育を同時並行に施された結果、彼の性格は自己抑圧的になっていったものと推測される。志願兵として入隊したり、留学したりしながら、教育者として定職らしい定職に就いたのは30歳頃から。ほどなくして陸軍中将神尾光臣の次女・安子と結婚するに至るが、信仰と性と生来の潔癖性が彼を苦しめるようになる。明治43年、いよいよ正式に教会を退会することになったことを皮切りに、同人雑誌「白樺」での創作活動が口火を切る。しかし、4年後に妻が肺結核を発症。大正5年に幼い子供を3人遺してこの世を去ることになる。苦境に立たされるも数多くの名作を書き上げるが、大正9年頃から筆が滞るようになる。プロレタリア文学の突き上げに対して、農場開放や個人雑誌「泉」の創刊など挽回を狙うが果たせずに有夫の女性波多野秋子と情死を遂げる。45歳。有島武郎は岐路に立ち尽くして絶えず己と葛藤していないと筆をとれない人だった。 https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001701755
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たまたま古本屋で見つけたので、今マイブームの作家なので購入。 やっぱり子どもと一緒に写ってる有島武郎はその顔から優しさが溢れててすごく好きだと思った。それと中野孝次のエッセイは有島武郎の情死を考えるのにすごく参考になった。
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