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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 幻冬舎文庫
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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 幻冬舎文庫

橘玲(著者)

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残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 幻冬舎文庫

638円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784344423305

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

¥638

商品レビュー

3.6

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みんなの感想まとめ
  • 残酷な現実
  • 受け入れ方
  • 幸福追求の方法
  • 若者
  • 高齢者
  • 働き方の変化
  • 個人主義と経済論
  • 理論と実践の融合
  • 認識の重要性
  • ユーモア交えた視点

残酷な現実を受け入れつつも、幸福を追求する方法が描かれています。著者は「やればできる」という幻想を否定し、むしろ「やってもできない」と認識することの重要性を説いています。この視点から、個人主義や労働の変化についても鋭い洞察があり、特に若者と高齢者の働き方のシフトに触れることで、現代社会のリアルな姿を浮き彫りにしています。

また、幸福の形が多様化する中で、自分に合ったニッチを探すことが本書のテーマの一つです。具体的な事例や経済理論を交えながら、知識を深められる内容となっており、読者は新たな視点を得ることができます。論理的でありながらも、時にユーモアを交えた筆致が、読みやすさを生んでいます。全体を通して、世の中の心理や構造を理解する手助けとなる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/03/29

言葉選びが巧みで読み応えがあるが、ひねくれていると感じたし、結局何を伝えたいのかが曖昧であまり理解できなかった。

Posted by ブクログ

2026/03/17

進化心理学の観点から、遺伝の強さを説く。私は変われないし親の教育は子供の能力・人格形成に関係ないし… 統計的に正しいのだろうし、新しい考え方で興味深いけど、そうやって考えて諦めて努力しないで成功してる人を妬んだり他責にするのは自分の生き方に合ってないから、そうかと思うに留まった。...

進化心理学の観点から、遺伝の強さを説く。私は変われないし親の教育は子供の能力・人格形成に関係ないし… 統計的に正しいのだろうし、新しい考え方で興味深いけど、そうやって考えて諦めて努力しないで成功してる人を妬んだり他責にするのは自分の生き方に合ってないから、そうかと思うに留まった。自分の遺伝子の範囲内で頑張っていけるとこまで行きたい。 ただ頑張れない人を下に見たり根性論で語らないようにしようとは改めて思った 以下印象に残った部分 ・幸福の新しい可能性を見つけたいのなら、崩れかけた伽藍を出てバザールに向かおう ・幸福とは旅の目的ではない、旅の方法である ・子孫を後世に残すのに成功したのは、異性を獲得する強い衝動を持ち、子どもを産み育てた個体だけだ。だからぼくたちは、性や愛を激しく求める。 ところが科学が進歩し、食糧が安価に生産できる飽食の時代を迎えると、ヒトの幸福は奇妙なねじれを起こすようになった。アメリカの貧困地域では、いまや飢餓ではなく肥満が大きな社会問題になっている。社会的な成功への方途をすべて奪われ、その一方で安価な食糧が無尽蔵に手に入るのなら、もっとも簡単に「幸福」を感じる方法はひたすら食べつづけることだ。 豊かな社会では子育てに大きなコストがかかるから、ひとびとは性を繁殖から切り離し、純粋な快楽として楽しむようになった。 ・マサイ族が幸福なのは、家族や仲間との強い絆(愛情空間と友情空間)のなかで暮らしているからだ。それに対して貨幣空間の成功者である大富豪は、その成功ゆえに愛情や友情から切り離されて幸福を感じられなくなってしまった。人生にとって大事なもの(愛情や友情)は貨幣空間では見つからない。 ・開かれた空間ではポジティブ評価が大事で詐欺を未然に防ぐが、閉じられた空間ではネガティブ評価が大事 ・べつに生まれつきアメリカ人がポジティブで、日本人がネガティブなのではなく、情報の流通する場によって態度を使い分けているだけなのだ。 ・多様性と流動性のあるバザールでは、ネガティブな評判を恐れる理由はない。不都合な評価を押しつけられたら、さっさとリセットして自分を高く評価してくれる場所に移っていけばいいだけだ。だからここでは、実名でポジティブ評価を競うのがもっとも合理的な戦略になる。 一方、いったん伽藍に閉じ込められたら外には出られないのだから、そこでの最適戦略は匿名性の鎧でネガティブな評価を避け、相手に悪評を押しつけることだ。日本はいまだに強固なムラ社会が残っていて、だからぼくたちは必要以上に他人の目を気にし、空気を読んで周囲に合わせようとする。 ・幸福の絶対基準なんてものはなく、愛情空間や友情空間の構成は一人ひとり異なっている。それは遺伝や子ども時代の環境で決まる、運命としかいいようのないものだ。 ・グローバルな能力主義の世界では、マックジョブが嫌なら「好き」を仕事にするしかない。とはいえ、好きなことで大金を稼げるのはビジネス能力に恵まれたごく一部のひとたちだけだ。これはものすごく不公平なことだけれど、しかたのないことでもある。 それでも能力があろうがなかろうが、誰でも好きなことで評判を獲得することはできる。だとしたら必要なのは、その評判を収入につなげるちょっとした工夫だ。 ・人生は「わたし」と環境との相互作用だ。環境に合わせて「わたし」を変えられないのなら、あとは「わたし」に適した環境を探すしかない。これが「伽藍を捨ててバザールへ向かえ」で、これ以外に合理的な人生設計の戦略は原理的に存在しない。

Posted by ブクログ

2026/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「伽藍を捨ててバザールに向かえ。恐竜のしっぽの中に頭を探せ」 自己啓発、能力向上を促す思考法、実践法が本屋で平積みされているが、個人の能力は遺伝に大きく左右されるという科学的事実が示されている以上、努力で能力を伸ばして夢を叶えるという幻想にすがるのは酷である。 才能のない人間はこの「残酷な世界」でどのように生存戦略をとるべきか。 筆者が示すのは「伽藍を捨ててバザールに向かえ。恐竜のしっぽの中に頭を探せ。」という2つの考えである。 1.伽藍を捨てて、バザールに向かえ 会社などの従来の閉じた評価空間から抜け出し、ネットの開かれた評価空間に出て戦うこと。 伽藍(従来の終身雇用の会社、地域のムラ社会などの閉鎖的共同体)では、相互監視と規律によって支配され、一度悪い評判がつくと逃げることができない硬直的な「閉鎖空間」である。 一方バザールはインターネットや市場原理に基づき、貨幣を介して自由に「価値」が取引・交換される「開放空間」だ。 あなた自身の可能性は「伽藍」の枠組みにおいてはローカルなルールやヒエラルキーによって抑圧されるが、グローバルかつ自由な「バザール」では、フラットかつフェアな評価軸で試すことができる。 2.恐竜のしっぽの中に頭を探せ 「自分の中で比較的マシなこと」に特化すること。 個人の戦略として「好きなものこそ上手になれ」を徹底することで、社会における全体の生産性があがることは、経済学者デヴィッド・リカードの「比較優位」の概念が裏付けしている。 クリス・アンダーセンはインターネットの普及によって「ロングテール」と呼ばれるニッチ商品に人々がアクセスできるようになり、その売り上げが無視できないものになっていることを示している。このようにインターネットやSNSによって、自由に低コストで情報発信ができる現代では、ブログやYoutube、instagramなどのプラットフォームを活用することで、ニッチにおけるナンバーワン(ロングテールにおけるショートヘッド)になれる可能性がある。 競争に勝つことよりも、競争の土俵を選び直すこと。中心で輝くスターになることよりも、周縁で必要とされる存在になること。本書は、残酷な世界を「どう変えるか」ではなく、「どう渡っていくか」を教える実践書である。 中盤以降、橘氏の他の著作でも見受けられるリバタリアニズムに基づく様々な知見がつまみ食い的に示されるため、本としてのまとまりとしては少し散漫な印象である。本書が10年以上前の著作であるためか、今読んでみると、すでに新鮮味が薄れているが、考え方がすでに当たり前になったとも言えるのかもしれない。

Posted by ブクログ

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