商品レビュー
3.4
114件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
<目次> 略 <内容> 円紫さんはほとんど出てこない。成長した(結婚し、こどもも中学生)の主人公が、文学上の謎を出版社の同僚や図書館、文学館で解いていくもの。最近に読んだ『中野のお父さんシリーズ』とおんなじだね。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青森銘菓「生れて墨ませんべい」があるそうですw。本当ですか(^-^) 三島由紀夫は芥川龍之介「舞踏会」を評価、太宰治「女生徒」は嫌悪していたとか。「舞踏会」も「女生徒」もロココ的だそうです。ロココとは、重厚なバロックに比べ、優美軽快で洗練された装飾を特徴とする。芥川の本質は理知ではなく抒情。太宰は惜しみなく奪う。身勝手のチャンピオン。率直よりも演出を好む。「女生徒」は「有明淑の日記」の何か月分を見事に1日にまとめている。朝から始まり、夜で終わっている。北村薫「太宰治の辞書」、2015.3発行。
Posted by 
思ってた感じと違っていたので残念でした。北村薫の作品はこれで2冊目なんですが、同じ女性編集者の「私」でも『8月の6日間』と違ってマニアックな本の探求がメインでした。大正時代に活躍した芥川龍之介にはじまり、三島由紀夫から太宰治、教科書レベルの知識しかないので心境とか深く知りませんで...
思ってた感じと違っていたので残念でした。北村薫の作品はこれで2冊目なんですが、同じ女性編集者の「私」でも『8月の6日間』と違ってマニアックな本の探求がメインでした。大正時代に活躍した芥川龍之介にはじまり、三島由紀夫から太宰治、教科書レベルの知識しかないので心境とか深く知りませんでしたが共に自決した人達。 太宰治に至っては愛人と心中とかかなり世間を騒がせたようです。『女生徒』について書かれていたので太宰Web文庫で読んでみました。いやこれを30代の男が書いたと思うと気持ち悪い。無邪気で小悪魔のような少女の感性がキレキレのナイフのようで、ロココ料理作っていたと思うと刻まれそうで、むやみに話しかけないほうがいいと思いました。このロココ料理とゆうとこが太宰治のアレンジだとか書いてましたけど。2匹の犬がじゃれあう様子をみて愛犬のシャピイに見せる愛情と真逆に雑種のカアには可愛くないから早く死ねばいいと言い放つ女王様ぶりに退きました。本書では、有明淑の日記と対比させ太宰治のアレンジが如何に凄いかを絶賛しているのですが、私には日記のパクリとしか見えませんでした。 興味を持って調べれば太宰治のダメ人間ぶりが際立ちました。 作品を越えて作家のプライベートまで覗き込んで使ってた辞書まで探るとか、そこまでのファンじゃないし、特に自殺した人のは死にいたる思考に取り憑かれそうで退いてしまう。山で遭難死した人の本とかも同様に読まないようにしてるのですが、ある線を越えて深淵を覗くと死にいたる病にかかってしまうかもと思えるからなんです。 多感な時期は過ぎてますので図太くなれば好奇心がでてくるかもですがそこまでの熱量はないなあ。
Posted by 