商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/03/26 |
JAN | 9784000248761 |
- 書籍
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未来を変えた島の学校
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未来を変えた島の学校
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商品レビュー
4.2
10件のお客様レビュー
人口減少、高齢化など、消滅しそうな地方の新たな価値観を産み出すヒントが沢山詰まっていた。 本書の島根県立隠岐島前高校は、現在普通科と地域共創科の各学年2クラス。 地域で学びながらグローバルにも挑戦できる教育プログラムでたとえば、稲刈りのお手伝い、世界各地で文化交流するなど、外...
人口減少、高齢化など、消滅しそうな地方の新たな価値観を産み出すヒントが沢山詰まっていた。 本書の島根県立隠岐島前高校は、現在普通科と地域共創科の各学年2クラス。 地域で学びながらグローバルにも挑戦できる教育プログラムでたとえば、稲刈りのお手伝い、世界各地で文化交流するなど、外に出て実際に体験することで学ぶ。 本書では、活力溢れる現在の島前高校に至るまでの過程を仔細に記してある。 現代社会で失われつつあるローカルなセンスを活かす働き、非常に興味深く感じた。 そこに暮らす人達(役所、学校、よそ者の改革者、住人、子供)が同じ矢印のベクトルで、熱意と情熱を持ってアイデアを巡らせ、協働して実行に移す。 ローカルなヒトのつながりや協働の精神、何も無いから生まれる魅力づくり、不自由で厳しい自然環境下だからこそ育まれる粘り強い精神力。 都会とは、対照的な生き方にも幸せが沢山詰まっている。 と終わらず、、、、ローカルと対義語のグローバルを掛け合わせて、グローカルと言う人材を育成して、世界でも活躍し、島にも還元させていく考え方。 途方もなく無限に広がる可能性に、あっぱれ!!
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先日、NHKの新プロジェクトXでこの島の物語を見た。町長と町職員の奮闘の物語だった。この本はその中でちらりと出てきた島前高校の物語。 本を読んでいて、何度も涙をぬぐった。久しぶりの感覚だった。 もしも、何千万円台の資金があったら、プロデューサーとなって映画化したい。 読んでいて、...
先日、NHKの新プロジェクトXでこの島の物語を見た。町長と町職員の奮闘の物語だった。この本はその中でちらりと出てきた島前高校の物語。 本を読んでいて、何度も涙をぬぐった。久しぶりの感覚だった。 もしも、何千万円台の資金があったら、プロデューサーとなって映画化したい。 読んでいて、1ページ1ページ、その場面が映像となって浮かんでくる。その度に目頭が熱くなり、そのまま熱い涙がこぼれる。 すべては人なのだと思った。動く人がいるということの大切さを感じながら、どんな改革も一人では難しい。動く人が集まって成し遂げられるものと感じた。そういう時が来るのだと思った。 動く人、それは大切、それ以上に人を動かすことの難しさも頭の中をぐるぐると走り回る。兎にも角にも、人なのだと思う。 高校生の成長が熱い。 一流の教師を定義した言葉がしみる。 同じ意味で、この高校の卒業生は一流の卒業生なのだろう。 「ふるさと」の歌詞は、助詞一つでこんなに変わるものなのか。 読んだものに一つの言い訳もさせない、この強さ。 今日も生きていこうと思う。
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海士町の挑戦事例はあまりにも有名で地方創生系の論文やセミナーで拝見していましたが、本書を通してよりリアルな現場目線での動きを知ることができよかったです。2008年に高校魅力化プロジェクトを本格的にスタートさせて、2015年には"未来を変えた"出来事として本を出...
海士町の挑戦事例はあまりにも有名で地方創生系の論文やセミナーで拝見していましたが、本書を通してよりリアルな現場目線での動きを知ることができよかったです。2008年に高校魅力化プロジェクトを本格的にスタートさせて、2015年には"未来を変えた"出来事として本を出せてしまうスピード感に感銘を受けました。
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