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花井沢町公民館便り(1)
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花井沢町公民館便り(1)
¥649
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商品レビュー
4.1
24件のお客様レビュー
ほのぼの町内会マンガだと思っていたら、外界から隔離された町の話だった。 当たり前にある外の世界。 そこに飛び出すことができないなんて、耐えられない。
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全巻通しての感想。何だか怖かった。シェルターの開発事故により、生体反応があるものは花井沢町へ入れず、出ることも出来ない。その閉ざされた小さな街、花井沢町で起こる出来事はどこそこの誰があんなことした、という些細なことだったり、泥棒が入るみたいな事件だったりするんだけど、どれもよくあ...
全巻通しての感想。何だか怖かった。シェルターの開発事故により、生体反応があるものは花井沢町へ入れず、出ることも出来ない。その閉ざされた小さな街、花井沢町で起こる出来事はどこそこの誰があんなことした、という些細なことだったり、泥棒が入るみたいな事件だったりするんだけど、どれもよくある日常として描かれていながら、背景には誰も入れず出られないという異常な事態が横たわっているので静かな恐怖を覚えた。街の誰もが主役になれるようなエピソードたちは全体的にほのぼのとしているけど、淡々と世界の終わりに向かっていくような静けさが隠れてて、何だか怖かった。
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「生命体を通さない膜」で、見えながらにして外界から隔絶される ことになってしまった町に住む人々の物語。 「隔絶された場所」でのドラマは他の人の作品にもあるけれど、 これほどまでに痛く厳しいお話はあまり見たことがない。 『WHITE NOTE PAD』での「人格入れ替わり」といい、...
「生命体を通さない膜」で、見えながらにして外界から隔絶される ことになってしまった町に住む人々の物語。 「隔絶された場所」でのドラマは他の人の作品にもあるけれど、 これほどまでに痛く厳しいお話はあまり見たことがない。 『WHITE NOTE PAD』での「人格入れ替わり」といい、 ヤマシタトモコさんの描く状況ドラマは「甘さ」を許してくれないなー。
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