商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/03/01 |
| JAN | 9784062930581 |
- 書籍
- 文庫
猫柳十一弦の後悔
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猫柳十一弦の後悔
¥770
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
まぁまぁ楽しかったです☆不可能犯罪は途中で飽きてしまうわたしですが、キャラが良かったためかすいすいどころか、誰が犯人だよ!?と気になって気になって。それにしても猫柳十一弦?ってなんだろ、本名なのかしら。とはいえ続編もあるようですがそこまで魅力は感じず。話し手のクンクン?これもネー...
まぁまぁ楽しかったです☆不可能犯罪は途中で飽きてしまうわたしですが、キャラが良かったためかすいすいどころか、誰が犯人だよ!?と気になって気になって。それにしても猫柳十一弦?ってなんだろ、本名なのかしら。とはいえ続編もあるようですがそこまで魅力は感じず。話し手のクンクン?これもネーミングがなぁ…
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とても面白かった。探偵が広く公認された世界という変わった設定だけど、その設定がミステリーの世界観を壊すことなく成立してるし、キャラクターたちも「探偵」「探偵助手」という設定にきちんと従って行動してるので不自然さがなくスッキリ読めました。 理路整然とした、無駄のない話だと思いました...
とても面白かった。探偵が広く公認された世界という変わった設定だけど、その設定がミステリーの世界観を壊すことなく成立してるし、キャラクターたちも「探偵」「探偵助手」という設定にきちんと従って行動してるので不自然さがなくスッキリ読めました。 理路整然とした、無駄のない話だと思いました。何より、キャラクターが魅力的なのがよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書はインターネット上でいろいろと調べて見つけた。いかにも安易だが、コーデリア・グレイの物語は私にとってとても印象的だったので、何かほかに類似の作品がないかを調べようとした。女性が探偵(もしくは刑事等)のシリーズはほかにも多数あるようだったが、たまたま目に留まった本書を選んだ。 冒頭から、探偵助手になるために「大東亜帝国大学探偵助手学部」で勉強するところから始まるので、いきなり非現実感もあるが、探偵助手学なる学問についてその後もあまり紙片を割いて詳しい説明もなかったように思う。しかし、それでもこの設定そのものにそれほど違和感なくすらすらと読み進めることができる。むしろ、ここで変に詳しく設定を説明しない方が、話に入り込みやすかったように感じた。 物語では、孤島で殺人事件が発生してしまうが、猫柳探偵だけは推論によって犯人の意図を予測し、先回りして被害者を出さないようにふるまう。自ら孤島に閉じ込められ、何度も危険にさらされながら、正しいことをしようとする姿勢は、まさにコーデリア・グレイだった。…というと、もちろんおおげさかもしれないけれど、私は個人的に、自信過剰で危なげのない探偵も好きだが、どこか不完全なところもあるがひたむきに行動する探偵が好きなのだ。それをあらためて感じた。猫柳ゼミのキャラクターも好きだし、次に狙われるのは誰か、猫柳はそれを防げるのかと思いながら読み進めるのはとても楽しかった。意図されたものかはわからないが、読んでいる途中、少し「語り手」が信頼できるのかをミスリードさせるような記述もあったような気がする。 ただ、謎解きも探偵にもとても好感を持ったが、最後に明らかになるミッシング・リンクの正体と、動機にはやや自然さを書くようにも感じられてしまった。ここでの動機は本作での特殊な世界観ゆえのものではないかと思うので、そうであれば、もう少し事前に掘り下げておいても良かったのかもしれなかった。「不可能犯罪定数」についても、それ自体想像の産物だとしても、面白い概念だとも感じたのに、具体的なイメージがややしづらかったように思った。 しかし、犯人を妨害するために推理を進めながらその場でできる対応をしていく、そのストーリー自体も引き込まれたし、そういう物語の展開は探偵のキャラクターをも浮き彫りにして、より魅力的にしているように思った。 著者の作品はもしかすると10年ぶりくらいに手に取ったかもしれない。「城」シリーズもいくつか読んだはずだが、どちらかというと、ダークで凄惨な内容だった印象がある。本作もところどころ残酷さとか犯人の異常さを垣間見せる要素もあったけれど、明るい調子で進行する場面も多く、楽しく読み進めることができた。
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