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聖地巡礼Rising熊野紀行
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聖地巡礼Rising熊野紀行

内田樹(著者), 釈徹宗(著者)

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聖地巡礼Rising熊野紀行

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京書籍
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784487806393

聖地巡礼Rising熊野紀行

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商品レビュー

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2026/03/23
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熊野が聖地であるというのは何となくは知っていましたが、他の予備知識もないまま、この「聖地巡礼」シリーズ完読を目指して手に取りました。 本筋の巡礼そのものよりも、あちこちで語られる先生お二人の会話の名言や知識が面白かった。 1600〜1660年ほどの60年間が日本文学史上「空白期」、後世に残るような文学的成果が全く何も出ていない(p21)という巡礼本筋とは全く関係ない情報にまずは驚き。 後でこれは何かの文学史年表を確認してみようと思いました。 「8時だヨ!神仏集合」(p22) 吹き出しました。確かにネーミングセンスが(笑) インドネシア全体はイスラム教なのにバリ島だけがヒンドゥー教というのも知らない情報でした。 近頃自分の住んでいる地域ではインドネシア系の人が増えてきていて、そのうち日本もイスラム教の人口がかなり増えるだろうと私も感じていたところ。 固有の信仰や生活習慣や食文化を持って入ってきた時に、それによって我々の社会がどういうふうに変わっていくのか、どういうふうに新しい宗教集団を受け入れて共生していくのかについてももっと真剣に考えるべきなんです(p174) イスラム教の土葬の懸念についてもここに書かれていますが、内田先生のご指摘は、もう考えなくてはならない、喫緊と言っても良い状況のように自分も思いました。 改めて奥付を見たら発刊は2015年。 十年以上過ぎてる現状の対応がどうなっているのか気になります。 正しいことでも「正し過ぎる」と災厄をもたらす(略)「 君たちの言ってることは正しい。正しいけれど 、ちょっと手控えてね」というわけのわからない 言い分を通すためには、そういう人間にそこそこの「貫禄」がないとだめなんです(p56) 日本人は知的な負荷に耐えられなくなっている気がします(略)知的作業に関する粘りがなくなってきた(p57)なるほど。 お神輿は皆で担いで祝詞を上げて御魂入れをするとズンと重くなる(p60)ええっ、そうなんだ。さらっと書かれてますが驚き。 お仏壇によく「魂入れ」するとか、お仏壇を引き払う時に「魂抜き」をするなども言いますが、やはりそういう「世界」があるのだろうと。 そういえば人は亡くなったあと体重がすぐ何gだったか軽くなるといいますね。それも魂が抜けるからだという説があったことを思い出しました。 遺体を金属加工に使う話(p137)も驚き。遺体を奪う理由にそんなこともあるとは。事実は分からないらしいけれども伝承として残っていることがまずすごい。 イスラムの人とキリスト教の人が一緒に運営しているモスクかつ教会みたいなものが(トルコに)あるんです(p188) これは以前読んだ何かの本で自分も知ってました。何ていう本だったか気になります。トルコの人の対日感情がいいのは和歌山県民のおかげ。 そうだったのか。 補陀落渡海って凄い行があるんですね(p207)捨て身行というものは聞いたことがあるけれど補陀落渡海は知らなかった。 わずかに食べ物を積んで屋形船の中に外から板を打ち付けられて閉じ込められて船出し、亡くなるまでお経をそのなかで唱え続ける…恐ろしすぎます。 宗教者が行う行為は凄まじいものがどの宗教にもありますが、これもかなり凄まじい。無理やり渡海させられるお坊さんの話を書いた小説もあるとか。無理矢理だったらなんと残酷な仕打ちだと思います。自分は閉所恐怖症気味なので想像するだけでザワザワします。 巡礼を進めて行くと、あちこちでかなりの階段があって階段を登ったり歩くことに嫌になってきている描写がところどころにそのまま掲載されていて笑ってしまいます。 このシリーズはその時の会話をそのまま載せてるのが面白い。 聖地のそばに世俗的なものが広がるのは、聖地の力を制御して成熟していない人間に「服用可能」な強度にまで抑制する働きを目指しているのでは(p227) 面白い考え方でした。でも内田先生が後書きにその場の霊的なものを感じようとしない人が多い、聖地のシグナルを遮断しているというようなことも書かれています。 聖地に俗なものを配置することが「服用可能な」強度にする目的だったはずかもだけれども、もはや薄めなくても現代人は聖性というものに鈍麻しているかもしれませんね。 (自分もそうかも) 身を置いて初めてわかることってたくさんありますよね(p237) 確かにそう自分も思いました。 これから先、どこにどれだけ行けるか分からないけれど、行きたいところには出来るだけ出かけていきたいと思いました。 とても面白く読みましたが、本筋の熊野巡礼とあまり関係ないところばかり自分には響いてしまったような(笑)面白かったからまぁ良いかな。

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2021/04/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知識人のお二人が、巡礼部(聖地巡礼をするツアーのようなチーム)と共に熊野を訪れた際の紀行とナビゲートをまとめた書物です。 熊野という地は南方系宗教観に似ていると、たびたび登場する。王子は沖縄ことばの「オウ・チ・キュ」が訛ったのではと民俗学者の五来重さんの説。観音浄土は南。一週間ほどの食糧とともに船に閉じ込めてしまう補陀落渡海と、ポリネシアの信仰に似ている。 三十三は観音様が三十三回変身するところからの数字。青岸渡寺が廃仏毀釈を免れたのは、日本で最も古い西国三十三所だということがあるのでは。

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2020/09/13

滝尻王子 熊野本宮大社まで40キロ 王子は熊野権現の子供の意   熊の語源はクム(籠る・隠れる) 発心門王子 五体王子の1つ 熊野本宮大社の霊域の始まり 船玉神社 新しい船建造時、船底に祀る船の魂 伏拝王子 やっと見えた本宮大社を伏して拝んだ・和泉式部の伝説・元々は川の中州に神社...

滝尻王子 熊野本宮大社まで40キロ 王子は熊野権現の子供の意   熊の語源はクム(籠る・隠れる) 発心門王子 五体王子の1つ 熊野本宮大社の霊域の始まり 船玉神社 新しい船建造時、船底に祀る船の魂 伏拝王子 やっと見えた本宮大社を伏して拝んだ・和泉式部の伝説・元々は川の中州に神社(明治22年大洪水で移転) 熊野の山中 江戸時代でも古代のような生活・びっくりした記述あり 祓戸王子跡 本宮大社 檜皮葺き(ひわだぶき) かつて中州にあったものを再建 参拝する順番①家津美御子大神②結宮の速玉大神・夫須美大神③若宮の天照大神④満山社 大斎原(おおゆのはら)に向かって下りていく参道→大鳥居・何もないのに聖地感 すぐ近くを流れる熊野川 江戸末の絵→壁に囲まれた都市国家を思い出した・一つの完結した世界 P116 ミシュラン・京都の女将さん反対「京都の料理は家を出るときから始まっている。何を着ていくか、店までの路地、内ち水…お皿の料理だけランク付けしても成り立たない」 京都から上皇が来たら、3,000人の一行→宿泊、食糧、接待…不明点多い 熊野三山 行政的にバラバラ 新宮市(商業都市とし発展・山林の富を吸いとる) 那智勝浦町 田辺市(本宮市は市町村合併で田辺市へ) 速玉大社の摂社・神倉神社(新宮駅の近く) 2月6日にお燈祭り 産鉄 花の窟(はなのいわや)神社(新宮駅から海沿いに北へ) 伊邪那美の埋葬地 産田神社 熊野那智大社 那智の滝 2011年の台風被害・滝壺に土砂あり 那智曼荼羅の絵図 補陀落山寺 海渡船 湯の峰温泉 日本最古の温泉 TPPでイスラム圏の人が労働力・土葬でなければ困る 勘定(かんじょう)神仏の分霊を別の場所に移して祀ること

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