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十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争
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十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争

峯村健司(著者)

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十三億分の一の男 中国皇帝を巡る人類最大の権力闘争

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2015/02/26
JAN 9784093897549

十三億分の一の男

¥1,540

商品レビュー

4

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2022/12/04

共産党大会での胡錦濤退席。李克強の引退。江沢民の死去。そして、中国全土に広がるコロナ対策を契機にした民衆のデモ。異例の習近平3期続投。今、中国で何が起こっているのか。この本は、これらの事件より以前に書かれたものだから、直接的な解説にはならないが、そこに繋がる関係性がよく分かる。単...

共産党大会での胡錦濤退席。李克強の引退。江沢民の死去。そして、中国全土に広がるコロナ対策を契機にした民衆のデモ。異例の習近平3期続投。今、中国で何が起こっているのか。この本は、これらの事件より以前に書かれたものだから、直接的な解説にはならないが、そこに繋がる関係性がよく分かる。単なるゴシップ本ではなく、中国共産党の動きに対し、叡智を養うきっかけになる。 江沢民は引退後も共産党の重要事項は江沢民に報告すると言う内部規定を作り人事や重要政策に決定権を持っていた。そうすることで胡錦濤の権限を弱めるための仕掛けを作っていた。江沢民vs胡錦濤。胡錦濤から権力を受け継いだ習近平だが、共通の政敵を意識していた事がわかる。 一方で習近平自身も、簡単に今の地位に昇り詰めたわけではない。比較されていた李克強は北京大学法学部で常にトップ。抜群の頭脳であり、一時、序列の最下位にいたと言われる習近平とは異なるエリート街道。時に、江沢民が習近平を担いで、胡錦濤派の李克強を追い落とす。共産党内の序列が入れ替わる。江沢民の上海閥と習近平の太子党が共闘し、道が出来上がる。江沢民と胡錦濤の間を上手く掻い潜りながら、権限を次第に強めた習近平。 そして今、である。あれこれ噂話はあるが、真相は分からない。しかし、噂話の根底にあるものを、この本が解説してくれた気がする。

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2020/03/18

項羽と劉邦の世界が未だに続いているんだと思った. 情報は足で取るという感じの取材記事.さらっと読める.

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2019/08/31

20190831 中央図書館 国家としての統合を果たし、意思決定のシステムを機能させるために、一人のカリスマだけで動いているわけでは決してない。国家あるいは人民、人種?としての道徳や倫理や地勢の条件や歴史や文学や思想や哲学や、何もかもが今の機構や体制を形作っている。もちろん少しづ...

20190831 中央図書館 国家としての統合を果たし、意思決定のシステムを機能させるために、一人のカリスマだけで動いているわけでは決してない。国家あるいは人民、人種?としての道徳や倫理や地勢の条件や歴史や文学や思想や哲学や、何もかもが今の機構や体制を形作っている。もちろん少しづつ変わっていくのだろうが。そういえば令計画なんて人の名前も聞いたことがあったな、ということも記憶の彼方。習近平もそろそろ「次は誰だ」の年代になった。

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