商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2015/02/12 |
JAN | 9784198639051 |
- 書籍
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朽ちないサクラ
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朽ちないサクラ
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商品レビュー
3.4
79件のお客様レビュー
映画になるとのことで読んでみました。9年前の作品で荒削りな若い印象。いろんな要素が登場して入り組んではいるものの、ラストはふうん、そうなんだ、という感じ。たしかに正義ではあるけれど、そんなことして許される?
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犯人がカルト教団の信者となったあたりは??となり、カルト教団、ヨガ道場、教団施設建設、タブンを撒く、などなど、オウム真理教、サリンをすぐに連想してしまって、なんだかなぁ……と。 これでそのまま終わりなら、消化不良どころか、なんじゃこりゃ、星つけられんぞ、ってなるとこでした。最後、大どんでん返しでしたが、まぁスッキリはしないなぁ。 実際の公安ってどうなんだろう。 続編があるようなので、読んでみよ!
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最後の最後まで事の真相が明かされず、面白かった。 起きた事件に対して動く刑事警察と、事件が起こらない様に動く公安警察。よって公安の動きはS(エス・スパイ)に象徴される様にどうしても秘密裏で解りにくい。 本作では、より多くの人々の平和、安全を守る為にはひとりを犠牲にしても仕方がない、というのが公安の考え方、理屈として描かれる。組織なり社会の中ではこの様な理不尽が罷り通っている、というのが現実でやりきれない思いがある。 主人公森口泉の「無辜の人間の命を奪ってまでも、警察は国家の安全を追い求めなければいけないのですか。本末転倒ではありませんか。」に対し上司は「百人の命とひとりの命、たしかに秤にかけることはできん。だが、秤にかけなければいけない立場の人間もいる。きれいごとじゃあ、国は守れん」と返す。 泉は今回の"公安の謀計による"出来事で"誰に罪があり、誰が裁かれるべきか"、考えても答えが出ない中で、"答えを求めて警察組織に入"り、"理不尽さを真っ向から受け止め、自分になにが出来るか探し出そう"と決意するところで終わる。 次作「月下のサクラ」を期待。
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