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ロスト・ケア 光文社文庫
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ロスト・ケア 光文社文庫

葉真中顕(著者)

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ロスト・ケア 光文社文庫

748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/02/01
JAN 9784334768782

ロスト・ケア

¥748

商品レビュー

4.2

293件のお客様レビュー

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2025/01/05

感想 十分に整備されていない介護業界。国は現役世代から税金をむしり取り、介護は民間に丸投げ。そこで苦しむ家族がいる。介護される当事者も十分なサービスを受けていない場合もある。 超高齢化社会に一石を投じる作品。 介護保険制度の改悪、使いにくさ、介護が十分に受けられない家族、介護で...

感想 十分に整備されていない介護業界。国は現役世代から税金をむしり取り、介護は民間に丸投げ。そこで苦しむ家族がいる。介護される当事者も十分なサービスを受けていない場合もある。 超高齢化社会に一石を投じる作品。 介護保険制度の改悪、使いにくさ、介護が十分に受けられない家族、介護で崩壊する家庭。明るい未来はないのか? これが筆者の1作目とは驚きの完成度だ。 あらすじ 42人を殺した犯人に死刑判決が下された。だが、被害者家族は、犯人を憎むことはなく、むしろ良かったとさえ思っていた家族もいる。犯人はどのような背景で殺人を犯したのか?そして、彼が社会に投げかけた問題とは? 洋子は、子連れの出戻りで実家に戻ったが、母親の介護が待っていた。同時に母親のボケも始まり、限界に達しようとしていた。そこへ彼が現れ、母親を始末する。洋子は悲しいが救われた気持ちになっていた。 その後、彼は1か月に一人のペースで要介護老人を殺したが、地検の大友が手に入れた老人ホームのデータから介護老人の不自然な死と勤務表から彼が誰かを割り出す。 彼こと斯波は、介護で苦しむ家族を介護者の死を持って救うロスト・ケアと名付けて殺しを行っていたのだ。彼のもう一つの目的は、このことを広く知らしめ、介護保険制度に一石を投じることだった。

Posted by ブクログ

2024/12/09

介護問題をテーマにした社会派サスペンス小説。 考えさせられる一冊だった。 「彼」の正体に驚きを隠せない。

Posted by ブクログ

2024/11/18

映画見て良かったから原作読んでみたらもっと良かった。映画で終わらず原作まで読んで本当に良かった 介護について考えさせられる作品。自分は親の介護できるだろうか… どう考えても介護は目を背けたくなるくらい大変で辛いやろうけど、そんな世の中にこの作品を投じてくれたことは救いだなと思...

映画見て良かったから原作読んでみたらもっと良かった。映画で終わらず原作まで読んで本当に良かった 介護について考えさせられる作品。自分は親の介護できるだろうか… どう考えても介護は目を背けたくなるくらい大変で辛いやろうけど、そんな世の中にこの作品を投じてくれたことは救いだなと思う 分厚かったけどめくる手止まらんかった すいすい読み進んだ

Posted by ブクログ

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