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春はそこまで 風待ち小路の人々 文春文庫
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春はそこまで 風待ち小路の人々 文春文庫

志川節子(著者)

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春はそこまで 風待ち小路の人々 文春文庫

715

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2015/02/01
JAN 9784167902971

春はそこまで

¥715

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2019/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

芝神明宮近くにある風待ち小路で商いを営む人を主人公にした連作短編集…とおもいきや、後半に話がつながって長編になるという展開。直木賞候補作でもあったんだとか(知らずに読んだ) 市井人情ものの王道を行く、こういうベタな話は好きだなぁ。後半今までの登場人物たちが交差してのクライマックスを盛り上げ、ハッピーエンドにつなげる進み方も好き。 解説に出てきた「世代交代」ではなく「継承」なのだという言葉がしっくりくる。古いものが悪ではなく、新しいものを嫌うのでもない。古いものの良いところを活かしつつ、新しいものを採用していく。ゼロサム的な短絡思考は進化、進歩を妨げる。もっともっと柔軟に考えていこうよってこと。

Posted by ブクログ

2018/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/8/7 途中退屈で何度も睡魔に襲われたけど最後はいい着地を決めはるんよね。 いい感じに終わる。 1人称で語られる印象と、別の人の目線で語られる印象の違いが面白い。 自分で思ってるほどいい男と思われてなかったり尊敬されてなかったり、ちょっと意地悪でいい。

Posted by ブクログ

2018/04/09

江戸の商店街の人々の人間模様を描いた連作短編かと思いきや、途中から話し運びが変わって来て、「こういう構成もアリか~」と驚いた。これだと下手すると、とっ散らかって収拾が覚束なくなりそうなものだが、まさにタイトル通り気持ちの良い大団円を迎えて天晴れです。

Posted by ブクログ

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