![さいごの色街飛田 新潮文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001728/0017287619LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784101263915 |
- 書籍
- 文庫
さいごの色街飛田
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さいごの色街飛田
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商品レビュー
3.7
42件のお客様レビュー
飛田の歴史と文化を知ることができる。 異様な雰囲気を放つ最後の色街としての飛田。 そこで暮らす人々のエピソード。 筆者自身が長い時間をかけてインタビューを繰り返したため、非常に価値のある知識を得ることができる。
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昔、仕事で飛田を車で通り抜けたことあります。店からおばちゃんが手招きして出てきて、店の中には、ピンクのライト浴びたお姉さんが座ってます、ここは何だろう、20代女子にはわかりませんでした。 ジェンダーレス社会でも、この手の本は、女性作家と男性作家では違ってくるのだろうな、男性目線の...
昔、仕事で飛田を車で通り抜けたことあります。店からおばちゃんが手招きして出てきて、店の中には、ピンクのライト浴びたお姉さんが座ってます、ここは何だろう、20代女子にはわかりませんでした。 ジェンダーレス社会でも、この手の本は、女性作家と男性作家では違ってくるのだろうな、男性目線の本も読んでみたい。
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後半の女の子や店主へのインタビューが面白い。 過去は家の借金のかたになった女の子が、今は男かギャンブルで失敗した女の子が借金におわれて、飛田に入ってくる。それを店主、闇金、男客が搾取するという構造だということだ。 みんな自分を飾りたがる。女の子は嘘の過去を話をして、店主は自分は女...
後半の女の子や店主へのインタビューが面白い。 過去は家の借金のかたになった女の子が、今は男かギャンブルで失敗した女の子が借金におわれて、飛田に入ってくる。それを店主、闇金、男客が搾取するという構造だということだ。 みんな自分を飾りたがる。女の子は嘘の過去を話をして、店主は自分は女の子を育てる仏だといい、男客は粋に情緒を楽しんでいるのだという。 陰鬱な気持ちになる。 しかし一方で、本当にそんなに暗い話ばかりなんだろうかとも思う。実態にはさまざまな事情があるのじゃないかと思う。著者に飛田は裏社会で闇であってほしいという願望が透けて見える。そしてそこから美談的なものを抽出したがっているように見える。ステレオタイプな視点は終始鼻についた。
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