商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/01/20 |
JAN | 9784086800037 |
- 書籍
- 文庫
時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎
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時をかける眼鏡 医学生と、王の死の謎
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商品レビュー
3.3
34件のお客様レビュー
サイン本だったので買ってみた。BOOKOFFにサイン本売る?これで二冊目なんだけれど。終わり方からしてシリーズ化するのか?博物館の人物に繋がっていくんでしょうか?「仁」か。
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「ここではないどこかへ」 急かされるまま触れると。 現代でないと気付いたのであれば、どうにかしたい気持ちはあったろうが耐えるべきだったかもな。 隣の部屋が牢屋なのか分からないが、何故そのような場所に居るのだろうか。 「流され巻き込まれ」 連れ出された先に待つは。 現場に居た者だ...
「ここではないどこかへ」 急かされるまま触れると。 現代でないと気付いたのであれば、どうにかしたい気持ちはあったろうが耐えるべきだったかもな。 隣の部屋が牢屋なのか分からないが、何故そのような場所に居るのだろうか。 「流され巻き込まれ」 連れ出された先に待つは。 現場に居た者だけを疑うのであれば明らかに容疑者だが、状況の見方を変えれば変わりそうだよな。 必死に無罪を訴えていないのは、自分ではないと確証があるのか何故なのか。 「絡み合う思惑」 限られた時間の中で動く。 これだけ雑な保存状態であると、今更現場検証を行おうにも余計な情報を得るだけかもしれないな。 信用されるかは別として、自身に起きた事を伏せて罪を被るのは違うだろう。 「すれ違った心を」 真実を明らかにする為に。 遺体に傷を増やす事は望まない事があるだろうが、何があったのかを知る為には必要な事だろうな。 独りになると考える時間が増えるから、新たな気付きがあるのかもしれない。 「ここにいること」 全ての道筋は決まってた。 それぞれ想いを心に秘め言葉にしなかったからこそ、こんな大事に発展してしまったのだろうな。 子供のような言い合いだったとしても、皆が見たいと望んだ姿だったのかも。
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YA小説として読んでみたが、おもしろい!設定もさることながら、謎もちゃんと筋が通っているけど、難しすぎず、ちゃんと想像ができる。小説を読みながらアニメを見ている感じで想像も容易い。続きも早く読みたい。 p.180 「一方で、そんな民が納める税で、私は養われておる。よい衣を着せ...
YA小説として読んでみたが、おもしろい!設定もさることながら、謎もちゃんと筋が通っているけど、難しすぎず、ちゃんと想像ができる。小説を読みながらアニメを見ている感じで想像も容易い。続きも早く読みたい。 p.180 「一方で、そんな民が納める税で、私は養われておる。よい衣を着せられ、1度たりとも飢えたことがない。すべて、民のおかげだ」 p.203 「民草(たみくさ)であろうか王であろうが、服を剥げば同じ裸ん坊、肌を切り裂けば、ただの肉と糞の袋じゃな。いかに体を鍛えようと、徳を積もうと、そこを変わらぬ」 「じゃが、それでもなお夢を抱き、己が価値観の物差しを持って、それぞれが高みを目指す。それこそが人間の愛おしさであろう。死人(しびと)の裸は、そのものがいかに生きたかを、痕や病で雄弁に物語るものじゃな」
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