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歌集 行け広野へと ホンアミレーベル11
2,200円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 本阿弥書店 |
| 発売年月日 | 2014/09/01 |
| JAN | 9784776811138 |
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歌集 行け広野へと
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歌集 行け広野へと
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
歌壇賞受賞歌人の第1歌集
わりとはっきりした言葉を使っているが、不思議と叙情的な歌も多い。父を早くに亡くした家族の日々と感情が垣間見えて哀切。大森静佳の歌の雰囲気にどことなく似ているが、難解な歌がほとんどなく、短歌を詠まない人にもおすすめ。
・昨日より老いたる父が流れゆく雲の動画を早回しする・弾く者...
わりとはっきりした言葉を使っているが、不思議と叙情的な歌も多い。父を早くに亡くした家族の日々と感情が垣間見えて哀切。大森静佳の歌の雰囲気にどことなく似ているが、難解な歌がほとんどなく、短歌を詠まない人にもおすすめ。
・昨日より老いたる父が流れゆく雲の動画を早回しする・弾く者の顔うつすまで磨かれてピアノお前をあふれだす河・いっしんに母は指番号をふる秋のもっともさびしき箇所に
きりん
服部真里子さんの歌集ですね。 服部真里子さん(1987年、横浜市生まれ)歌人。 『行け広野へと』は、第一歌集です。 第21回日本歌人クラブ新人賞、第59回現代歌人協会賞を受賞されています。 冬の終わりの君のきれいな無表情 屋外プールを見下ろしている 今夜から未明にか...
服部真里子さんの歌集ですね。 服部真里子さん(1987年、横浜市生まれ)歌人。 『行け広野へと』は、第一歌集です。 第21回日本歌人クラブ新人賞、第59回現代歌人協会賞を受賞されています。 冬の終わりの君のきれいな無表情 屋外プールを見下ろしている 今夜から未明にかけてめくられる 無数の頁 やがて川音 ふかぶかと息を吐きつつ父親は 冬の厨に大根を蒸す 煌々と明るいこともまた駅の ひとつの美質として冬の雨 樅の木の線対称のいくつかを 収めた冬のカメラを磨く 駅前に立っている父 大きめの水玉のような気持ちで傍へ 沈黙はときに明るい箱となり 蓋を開ければ枝垂れるミモザ 感情 あるいは黒いオリーブの ひとつひとつについている星 うす紙に包まれたまま春は来る キンポウゲ科の芯には小雨 封筒のおかあさんへという文字の 所在なく身をよじっている夜 ああ白い花の名ばかり口をつき 電気をつけて寝てもいいかな 鶏頭のひと茎が燃えつきるまで ここで話してすごそうか 幸福と呼ばれるものの輪郭よ 君の自転車のきれいなターン 淋しさのしずかな推移ウミネコが 浮かぶよ海の二階のあたり エレベーターあなたがあなたであることの 光を帯びて吸い上げられる 『十九歳で短歌をはじめてから、二十七歳になるまでに作った歌のうち、二百八十九首を集めました。』 と、あとがきに述べられています。 早くから、才能を認められたようですが、なかなか自分に厳しい方のようで、先輩の歌人からの薦めで、第一歌集が生まれたようです。 『私が短歌を作ってきたのは、つきつめれば人と関わるためです。』とも綴られています。 装丁も美しく、短歌もみずみずしい、家族愛と自然への畏敬の想いと、日常の率直な感動が歌われていて、気持ちの良い歌集でした。
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#服部真里子 #短歌 冬の終わりの君のきれいな無表情屋外プールを見下ろしている p8 雨の昼わたしを訪ねる人のいてうつむきがちなハンカチ落とし コンドルがどうして好きだったんだろうテトラポッドを湿らせる雨 p9 はつなつの光よ蝶の飲む水にあふれかえって苦しんでいる p16 湖の近...
#服部真里子 #短歌 冬の終わりの君のきれいな無表情屋外プールを見下ろしている p8 雨の昼わたしを訪ねる人のいてうつむきがちなハンカチ落とし コンドルがどうして好きだったんだろうテトラポッドを湿らせる雨 p9 はつなつの光よ蝶の飲む水にあふれかえって苦しんでいる p16 湖の近くに家があると言うなるべく嘘に聞こえるように p17 諍いをそれとなく避け出かければ貴和製作所に降る天気雨 p19 広野(こうや)へと降りて私もまた広野滑走路には風が止まない p56
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