商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2015/01/05 |
| JAN | 9784167902735 |
- 書籍
- 文庫
定本 百鬼夜行 陽
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定本 百鬼夜行 陽
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商品レビュー
3.8
36件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
京極堂シリーズのサイドストーリー集第二弾。 いない筈の妹の影に懊悩する由良家の管財人・平田。性欲に惑う刑事・大鷹。後ろめたさに囚われる老婆・マキ。人でなしを自認する青年・江藤。帝都を離れ亡妻を回顧する作家・宇多川。父の転落死の謎を追う薬剤師・寒川。復員し生家に向かう工作職人・寺田。雨女に責め立てられるチンピラ・赤木。蛇を異様に怖れるホテルメイド・登和子。魚の眼を欲する後の探偵・榎木津。 「陽」のタイトルとは裏腹に、鬱屈を抱える者たちの独白には気が滅入りますが、出口を見出せない閉塞から生じる怪異に浸れます。
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陽といっても明るいわけではなく、陰と同様の内容。一応邪魅を呼んだあとにしたが、短編ごとに判断してバラバラに読み進めた方が良いかもしれない。いくつかの短編は魍魎と狂骨のあとなら読んで問題ない。鵺に繋がりそうな話があるので、読む前に再読すると良さそうだ。最後の目競はとあるキャラクター...
陽といっても明るいわけではなく、陰と同様の内容。一応邪魅を呼んだあとにしたが、短編ごとに判断してバラバラに読み進めた方が良いかもしれない。いくつかの短編は魍魎と狂骨のあとなら読んで問題ない。鵺に繋がりそうな話があるので、読む前に再読すると良さそうだ。最後の目競はとあるキャラクターのファンは必読。
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「百鬼夜行シリーズ」の短篇集。本作では作品ごとにシリーズ本篇(長篇)の登場人物1名にスポットライトをあてて、おもに「事件」前後のアナザー・ストーリーが展開してゆく。わたしはシリーズを刊行順にすべて読んでいる(作品内にも関聯人物が登場する『鵼の碑』など、本作以降の刊行作品は未読)た...
「百鬼夜行シリーズ」の短篇集。本作では作品ごとにシリーズ本篇(長篇)の登場人物1名にスポットライトをあてて、おもに「事件」前後のアナザー・ストーリーが展開してゆく。わたしはシリーズを刊行順にすべて読んでいる(作品内にも関聯人物が登場する『鵼の碑』など、本作以降の刊行作品は未読)ため、それなりに楽しむことはできたが、いうなれば本作は独立した作品というよりはシリーズのファン・ブックに近く、読んでいない人からしたら評価不能と思われる。あと、だいぶシリーズ本篇を読んでから時間が経ってしまっている作品があるため、読んでいてもピンとこないものもあった。「多田マキ」なんて、調べるまでどの作品の登場人物なのか思い出せなかった。個人的に好きだったのは「目競」で、榎木津礼二郎が探偵社を開業する前夜のできごとが登場するため、シリーズのファンにとっても必読であろう。
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