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ラオス 山の村に図書館ができた 福音館の単行本
1,650円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 福音館書店 |
発売年月日 | 2015/01/01 |
JAN | 9784834081398 |
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ラオス 山の村に図書館ができた
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ラオス 山の村に図書館ができた
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
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安井清子さんの出生作「空の民(チャオファー)の子どもたち―難民キャンプで出会ったラオスのモン族」を詠んで面白かったので、後日譚として読んだ。 想像以上に面白かった、安井さんは親切な人である。モンの人に頼りながら、自然体でラオスの識字率も低い村に図書館をつくるという途方もないアイディアを実現してしまった。文字を知らないひともラオス語も知らない人もラオス語で書かれた本を読みに、また読み聞かせの話を聞きにやってくる。安井さんも図書館に常駐するのではなく、村人に運営を任せている。 この本は図書館を作ることになった経緯から、建設、、村の人々とのつきあいなど、いろいろなことが書かれれている。 モン族はラオスでは少数民族として扱われ、文化的抑圧を受けている。(少数民族といってもラオスの少数民族のなかでは数が多い)そのモン族の民話や口承文学を有形、無形のかたちで伝承できるように、また日常に図書館が自然に接することができるように作られている。 家の近所には立派なん図書館があるが、小学生や中学生の姿をあまり見ない。いまはネットやらゲームをしているのだろうか? この本はラオスの山奥の村の図書館の建設の話であるものの、人が生活する上で遭遇するさまざまな問題が立ち現れる。家族関係、貧困とどう抜け出すか、村の合意、モン族の儀式など。 安井さんの半生に焦点をあてて次は安井清子自伝を書いてもらいたい。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ラオスの山の村で図書館を建てるまでの経過をたんたんと書いてある。たんたんと書いてあるが、現実は大変厳しいかったと思われる。 村の子どもたちの写真をみるとみんな笑顔が非常にかわいいし、澄んだ目をしている。日々の厳しい農作業等で疲れているはずなのにどうしてこんな顔がでるのだろう。この子たちのために図書館をつくった著者は本当にすばらしい。また図書館建設に協力された村の方々にも頭が下がる。 この図書館が今後も活用され村の人々の生活に役立つことを願う。
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自然と共に暮らし文字を持たないモン族。 図書館を作り、本を通じて新しい世界との出会いの場にすること。口承での民話を語ってもらいテープとして後世に遺すこと。建設に村民に関わってもらうことで “日本人が建てた図書館” ではなく、自分たちが建てた自らが守っていくものとして感じてもらうこ...
自然と共に暮らし文字を持たないモン族。 図書館を作り、本を通じて新しい世界との出会いの場にすること。口承での民話を語ってもらいテープとして後世に遺すこと。建設に村民に関わってもらうことで “日本人が建てた図書館” ではなく、自分たちが建てた自らが守っていくものとして感じてもらうことなど。 建設に携わった安井さんの思いをたくさん感じます。 「ピア・ンダウ(お話して)」といつも安井さんの側にいてせがむナリー。目をキラキラさせて本に見入る子どもたちが可愛くて仕方ない。 毎日当たり前に読書が出来る幸せを改めて感じました。私も出来ることを出来る時にしたいと思う。 良本でした。 『子どもたちはいつでも新しい世界に出会いたいのだ、と私は思う。(中略)ただ、現実の子どもたちの世界は限られている。だからこそ、絵本やお話を通して、新しい世界と出会うことを求めるのだろう。』
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