商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 白水社 |
| 発売年月日 | 2014/12/01 |
| JAN | 9784560084069 |
- 書籍
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わが父塚本邦雄
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わが父塚本邦雄
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商品レビュー
4.5
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漢和辞典を愛読書として子供時代を過ごした塚本邦雄はおませで可愛げのない少年だったらしい。また疑いもせず右に倣えをする態度が嫌いで、戦争ごっこをする同級生を馬鹿にしていた。商業学校時代には、『高野切』(十世紀頃の古今集の写本)を臨書(古来の名筆を手本にして、その字形・筆使い・雰囲気...
漢和辞典を愛読書として子供時代を過ごした塚本邦雄はおませで可愛げのない少年だったらしい。また疑いもせず右に倣えをする態度が嫌いで、戦争ごっこをする同級生を馬鹿にしていた。商業学校時代には、『高野切』(十世紀頃の古今集の写本)を臨書(古来の名筆を手本にして、その字形・筆使い・雰囲気などを観察し、忠実に真似て書く書道の学習法)していたらしい。しかし運動が苦手なので、軍事教練の授業では、泣かされたらしく、20歳になったときの徴兵検査でも、過度な読書のために悪くなった視力の所為で乙種か丙種になり、屈辱を味わっただろうと書かれている。 そんな塚本邦雄が父親になったときには、息子の遊びには関心をしめさなかった。たとえば独楽回しをせがむと「独楽回しなどすると目が回る」と素っ気なく肩透かしをしたり、凧揚げを誘うと「僕は高所恐怖症やから、そんな場所へ行くのは」と答えたり、魚釣りに誘うと「魚は生臭いし、僕は先端恐怖症で、針のような尖ったものを見るのも嫌や」と言っていたらしい。 この「わが父 塚本邦雄」には息子から見た塚本邦雄の一生が描かれている。難解な短歌を少しでも理解できるようになりたくて読んだけど、果たしてどうだったか。
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論文とは異なり、息子視点でのざっくばらんな文章は好感が持てました。「後記」には「卑近」との言葉が使われていますが、その善し悪しは兎も角として、歌人塚本邦雄と父塚本邦雄の様々な逸話は魅力的です。晩年に近づくにつれての介護生活の述懐も含め、余すところなく「伝わる」力の大きい一冊でした...
論文とは異なり、息子視点でのざっくばらんな文章は好感が持てました。「後記」には「卑近」との言葉が使われていますが、その善し悪しは兎も角として、歌人塚本邦雄と父塚本邦雄の様々な逸話は魅力的です。晩年に近づくにつれての介護生活の述懐も含め、余すところなく「伝わる」力の大きい一冊でした。 柹の花それ以後の空うるみつつ人よ遊星は炎えてゐるか
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