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泣きながら、呼んだ人 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2014/12/05 |
| JAN | 9784094060430 |
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泣きながら、呼んだ人
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泣きながら、呼んだ人
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商品レビュー
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8件のお客様レビュー
泣きはしなかったが、味わいある1冊。 どの章の主人公も、母親に対する葛藤がある。1話ごとのタイトルは女性の名前だけど、男性から見た義母や、父親との関係も出てくる。男女問わず、自分自身が何らか親との葛藤を抱えながら子育てしてます、という方にとってみたら「これは自分の物語だ」と思うか...
泣きはしなかったが、味わいある1冊。 どの章の主人公も、母親に対する葛藤がある。1話ごとのタイトルは女性の名前だけど、男性から見た義母や、父親との関係も出てくる。男女問わず、自分自身が何らか親との葛藤を抱えながら子育てしてます、という方にとってみたら「これは自分の物語だ」と思うかもしれない。 書店員さんが書いた解説もわかりやすくていい。読んでいて気づかなかったことを、気づかせてもらった。 第1話のハルカは友人のあの子みたいだし、第2話の菜摘とその母は私のいとこを連想する。第3話の千晶を読んでいて、ハッとした。夫の母親が生きていたら千晶の母みたいな感じじゃないのかなとも思うし、私自身も片足つっこんでる気がする…。第4話の芙由子の真面目さは私の姉のようである。 3話から4話あたりを読んでいる途中で、芙由子と亮平の母や、亮平の元妻の朋子が主役のストーリーも読んでみたいな、と思ったが、「娘や息子から見た母」を描いている作品なので、母側の言い分がメインではおかしなことになっちゃうな、と納得した。 短編4つなんだけど、各話全ての主人公が別の話の主人公とどこかでつながっている。こういうのを「ロンド形式」というらしい。人物相関図を書きながら読めば、もっとおもしろかったと思う。ざーっと読んでいたら「えーっと、この人とこの人はどういう関係なんだっけ?」となってしまって、最後に解説を読んで「あぁ、そうだったね」となった。 小説だけでなく、このところ私は自分の周囲にいる生身の方々のお名前や関係性が、全然頭に入ってこない。保育園の保護者さんたちの誰と誰がどういう関係でつながっているのか、とか。上の子同士が同じ学年で〜とか、めっちゃご近所なんです〜とか、実はパパ同士が同級生なんです〜とか、今のところせいぜいパターンとしてはその程度しかないはずのに、まるで覚えられない。 誰か私に解説してほしい。 現実世界でも、自分の家にコンパスの針をブスッと刺してくるっと円を書き、わりと近所の別の人を中心にしてコンパスを使い、数人分それを繰り返すと、重なり合う部分がそれなりに出てくるわなぁ、と思う。住んでるところが都会でも、子どもや家族を介した人間関係は意外と狭いな、と子育てをしていて思う。 私の夫も、実は同僚が同じ小学校区に住んでることがわかった。あれ、そんなことを別の本の感想にも書いたような…と思ったら、青山美智子の『お探しものは図書室まで』に書いていた。 加藤元は、町田そのこつながりで、ブクログのフォロワーさんが紹介していた『嫁の遺言』を読んで以来、2冊目。小説を読むなら、家族の形に関する本を読みたいのが今の私の気分だ。 現実にもありそうな話を、小説で読む。 自分の人生とは違う人生を、小説で楽しむ。 本を読むのは、本当に楽しい。
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四名の女性を主人公にロンド形式で進む四つの物語。 ・・・・・ 彼女たちを取り巻く家族や友人たちとの様々なエピソードが加わり、きっと誰もが共感せずにはいられない感涙必至の家族小説。 (あらすじ)より 加藤元さんの作品を読んだのは、本書『泣きながら、呼んだ人』で9冊目となりました。...
四名の女性を主人公にロンド形式で進む四つの物語。 ・・・・・ 彼女たちを取り巻く家族や友人たちとの様々なエピソードが加わり、きっと誰もが共感せずにはいられない感涙必至の家族小説。 (あらすじ)より 加藤元さんの作品を読んだのは、本書『泣きながら、呼んだ人』で9冊目となりました。 加藤元さん、やっぱり「凄い」ですね! 本書は、『嫁の遺言』、『ごめん。』と並ぶ、あるいは超えたかもしれない「大傑作」だと思います。評価は勿論☆5です。 一方、こんなに凄い作品の新刊が本屋さんで(ネットでも)手に入らない状況にはとても困惑したと同時に、大変残念な思いがしました。 小学館さん、又は他の出版社さんでも良いのですが、再刊行をよろしくお願いします。 (本書はブックオフで購入) 本書は次の四話からなる「連作短編集」であり、「傑作」揃いの贅沢な作品です。 (とりわけ後半の二話では、涙が零れるのではないでしょうか) メインテーマは、帯にも書いてある通り、母と娘の間における「母への思い」と「母の思い」になるのでしょう! ・ハルカの場合 ・菜摘の場合 ・千晶の場合 ・芙由子の場合 *いずれのタイトルも、作品に登場する「娘」の名前が使われていますが、よく見ると「四季」になっているのが分かり、加藤さんのセンスが光っていますね。 さて、以前から感じていたのですが、本作品のような、女性の作家さんが書いた「母と娘」の関係がテーマの小説を読むと、(少々オーバーで、的確な表現とは言い難いのですが)違和感を覚えることがあります。(私が男性であることが原因でしょうか?) 但し、その違和感こそが、私が物語に引き込まれると同時に、心底魅了されるのに大きく寄与しているのは間違いありません。(「父と息子」の関係とは明らかに違いますね) 勿論、それを上手に物語に溶け込ませている作家さんの手腕が何より大きいのでしょうが。 *私が大好きな町田そのこさんの作品『宙ごはん』、『星を掬う』などにも同じことが言えると思います。 最後に、本書の解説は、書店員さん(松本大介さん)が書かれています。 『嫁の遺言』、『四百三十円の神様』の解説も書店員さん(田口幹人さん)であり、とても共感して読んだのですが、本書も負けてはいません。(優劣の問題ではありませんが) 作品に魅了された一読者の立場からの解説となっており、書店員さんって凄いなと改めて感心しました。 どうか、本書とその解説を(何とかして手に入れて、又は図書館で借りて)読んでみてください。読まれれば、作品の素晴らしさと、加藤さんがいかに優れた作家であるかがお分かりになるのでは、と思っています。 お一人の方にでもそう感じて頂いたならば、加藤さんの一ファンとしてこんなに嬉しいことはありません。
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母親と娘の関係が軸になった四編のストーリー。四編の登場人物が重なります。 母と娘ってとても近い関係だけど、お互いに口には出さない秘密もあったりするんですよね。
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