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空と夢 運動の想像力にかんする試論 叢書・ウニベルシタス2
4,730円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 1968/02/15 |
JAN | 9784588000027 |
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空と夢
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空と夢
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学生時代に生協の古書イベントで購入。1300円。詩とイメージの力学を、正当に扱おうよ、と言っている。たとえば、空へと上昇するための「軽み」が必要。(p387「結語」の章Ⅲを見よ。)我々は自らの存在のために、創造的質量を取り返さなくてはならない。大気や風を身体に流し込み、少し軽くし...
学生時代に生協の古書イベントで購入。1300円。詩とイメージの力学を、正当に扱おうよ、と言っている。たとえば、空へと上昇するための「軽み」が必要。(p387「結語」の章Ⅲを見よ。)我々は自らの存在のために、創造的質量を取り返さなくてはならない。大気や風を身体に流し込み、少し軽くしてみる。それにより、過去の虜囚とならず、未来を築く存在に進化できる、と説く。自由の形而上学は、錬金術とも関連する。鍵は雑味。あえて不純物を加え「汚す」ことに妙があるという。上昇だけではない、下降と上昇の往還、2本の矢印。結局人間は、対比の力学(動き)によって、感じ、学び、表現していく生き物なのだ。 ロラン・バルトはバシュラールについて、快楽としての読書を詩にみごとに対照した、遥かな到達点であるとする。(『テクストの快楽』「読書」p71)エクリチュールとして読む読書は単なる悦楽であり、快楽ではなくなる。すなわちバシュラールは我々から遠ざかってしまう。
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